この記事では、海外運営のオンラインカジノである「ボンズカジノ(Bons)」が違法なのか合法なのかについて、過去事例などを紹介しつつ解説していきます。
- ボンズカジノの合法的なプレイの仕方
- オンラインカジノで遊んで逮捕・摘発された事例
- ボンズカジノが安全な理由
- オンラインカジノで違法性なしに遊ぶポイント
- ボンズカジノの違法性についてFAQ
ボンズカジノは2020年に運営がはじまった新しいオンラインカジノです。まだ運営歴が浅いこともあって、合法なのかと心配する方も多いかもしれません。この記事ではボンズカジノの安全性・合法性について徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ボンズカジノは海外でアクセスすると完全合法
ボンズカジノは違法なのでしょうか、合法なのでしょうか。この記事でさまざまな観点から分析していきますが、当サイトでのスタンス、結論を先に説明します。
ボンズカジノの「運営」は違法ではなく合法です。ギャンブルが違法ではない海外の国で、ライセンス認証なども取得し、合法的に運営がなされています。
しかし、「プレーヤー」として日本からボンズカジノにアクセスして遊ぶと、賭博行為に該当するとして逮捕・摘発される可能性があります。実際に過去にオンラインカジノの「プレーヤー」が逮捕・摘発された事例もあるのです。日本国内でのボンズカジノのプレイは当サイトでは推奨していません。
ボンズカジノで違法とならずに完全合法で「プレーヤー」として遊ぶためには、賭博が認められている海外からアクセスしましょう。海外旅行でラスベガスやマカオに行ってカジノで遊んでも逮捕されないのと同じ理屈です。
日本の刑法・賭博罪ではどのように定められている?
日本ではギャンブルは法律で違法・犯罪として定められています。具体的には、刑法185条が賭博行為を罪として規定しているのです。
刑法185条で禁止されている「賭博」とは、「偶然的な勝敗で、利益の得喪を争う行為」です。オンラインカジノのゲームは、勝敗が偶然で決まり、キャッシュやポイントなどを得たり無くしたりするもので、賭博行為に該当します。オンラインカジノでのプレイは、賭博罪と判断されます。
もっとも、日本の賭博罪は海外でのギャンブル行為には適用されません。ラスベガスでカジノをプレイしても逮捕されませんよね。ですから、ボンズカジノで違法とならずに遊びたい方は、海外からアクセスするといいのです。
日本でのオンラインカジノ摘発・逮捕事例を検討
オンラインカジノのボンズカジノで遊ぶと違法だとして摘発や逮捕を受けるのでしょうか。以下では、実際に発生した3つの事件を紹介していきます。過去事例を検討することで、ボンズカジノでどうプレイすれば安全なのかが分かるはずです。
ドリームカジノが摘発
海外に拠点を持っており、その国のライセンスを取っているオンラインカジノは、違法ではなく合法だとされています。しかし、海外拠点のオンラインカジノが摘発され、運営5人が逮捕される事件が発生しました。
オンラインカジノのドリームカジノ(DreamCasino)は、海外で運営していたとされていました。しかし、実態は業務のほとんどを日本国内・大阪にある事務所で処理をしていたのです。実質的に日本での運営であると判断されたため、違法だとして運営側が摘発・逮捕されました。しかも、賭博罪ではなく、より刑の重い常習賭博罪(刑法186条1項)での逮捕です。
ドリームカジノ事件からは、運営が日本国内だと判断されたら、運営側が逮捕される、ということが分かります。
スマートライブカジノで逮捕者
次にご紹介するのが、2016年に発生したスマートライブカジノ事件です。運営側が逮捕されたドリームカジノ事件とは違い、こちらでは日本国内でプレイしていた日本人の客(プレーヤー)が3人逮捕されました。
ディーラーが日本人で、チャットで日本人同士が日本語で会話していた、などとして日本人プレーヤーが逮捕されました。スマートライブカジノは日本人向けに特化していたとして、日本国内での運営と変わらないと判断され、違法な賭博行為として摘発を受けたのです。
さらに、3人はSNSやブログなどにゲームの様子を紹介するスクリーンショット画像などを投稿しており、確実にオンラインカジノで遊んでいたと判断されてしまったのです。賭博罪は現行犯逮捕が原則ですが、プレイの記録をつけていた客3人は確実に賭博行為をしていたとして逮捕に至りました。
その後、3人のうち2人は略式起訴で罰金を支払いましたが、残りの1人は弁護士をつけて裁判で争う姿勢を明確にしました。そして、検察側は不起訴処分としたのです。
「不起訴=無罪」のようなものですから、スマートライブカジノ事件はオンラインカジノでの国内プレイを合法とした事例として紹介されることもあります。この事件をどう解釈するかによって、オンラインカジノの違法性・合法性は意見が分かれているのが現状です。
動画配信で違法として摘発
2023年9月に、国内からオンラインカジノで遊んでいたプレーヤーが摘発され、略式命令を受けた事件が発生しました。
海外に拠点を持つ合法的なオンラインカジノの「エルドアカジノ」でゲームをプレイし、その様子をyoutubeで配信していた金沢市の男が摘発されました。検挙された男は、エルドアカジノの運営から報酬を受け、動画の利益とあわせて3,000万円を稼いでいたのです。
動画にプレイの証拠がある上に、運営側から報酬を受けていた点が、この事件の特徴です。国内のオンラインカジノのプレーヤー全員が危ないわけではありませんが、遊び方によってはオンラインカジノのプレイで摘発されてしまうことが明らかになりました。ちなみに男は、略式命令を受け入れ、50万円の罰金を即日支払っています。
スマートライブカジノ事件以来、プレーヤーは逮捕されない(逮捕されても不起訴となる)という説がありましたが、エルドアカジノの事例をみていると100%安全とは言い切れないでしょう。
過去事例から分かること
オンラインカジノについて違法とされ、摘発・逮捕などを受けた事例を3つ紹介してきました。事例から分かることは以下のとおりです。
- 実質的に日本国内で運営していると、運営側が逮捕される
- 日本に特化しているオンラインカジノだと、プレイヤー側が逮捕される可能性がある
- 動画を配信し運営からお金を受け取っていると逮捕される可能性がある
海外拠点のオンラインカジノだ、というだけでは合法とは言い切れないのです。日本国内でオンラインカジノをプレイしていると、賭博と判断され逮捕される可能性もあります。異論はあるでしょうが、日本国内からのアクセスは危険だと言えるでしょう。
オンラインカジノを合法的に遊ぶためには、やはり海外からアクセスしてプレイするのが一番です。
闇カジノやインターネットカジノは違法
ボンズカジノのように違法性なく合法的に運営しているオンラインカジノと違い、違法な運営がなされているカジノがあります。それが闇カジノとインターネットカジノ(インカジ)です。この2つの違法性を紹介します。
闇カジノとインターネットカジノは摘発多数
闇カジノ(裏カジノ)は、基本的に招待制で、暴力団などの反社会的勢力が仕切っていることがあります。日本国内で、海外と同じような賭博をしているところです。
インターネットカジノ(インカジ)は、日本国内でオンライン上でゲームを提供しており、日本国内で換金などがなされるカジノで、違法だとされています。
闇カジノもインターネットカジノも、運営自体が合法的ではなく違法で、客も多数摘発・逮捕されているのです。
インターネットカジノとオンラインカジノの違い
オンラインカジノ(オンカジ)とインターネットカジノ(インカジ)は、よく混同されますが実態は異なります。
- オンラインカジノ:PC・スマホを使って海外のオンラインカジノとの間で入金・出金を行う
- インターネットカジノ:店舗内のPCでギャンブルを行い客と店の間で金銭の受け渡しがある
特に注目したいのが、インターネットカジノは店舗内で金銭の受け渡しを行っている点です。
ギャンブルの結果によってその場(日本国内)で金銭の受け渡しを行うのは完全に違法です。よく似ているようでも仕組みが違います。
繁華街などでインターネットカジノに誘われても断りましょう。
ボンズカジノが違法ではなく安全な理由
ボンズカジノは、違法ではなく合法的に運営されている安全なオンラインカジノです。どうして安全だとされているのか、その理由についてご紹介していきます。
※日本国内からのアクセスは違法とされる可能性があるので気を付けてください。
ライセンスを取得
ボンズカジノが違法ではない理由として、まずなんといってもキュラソーライセンスを取得していることが挙げられます。
キュラソーは、ベネズエラの北・カリブ海にあるオランダの構成国の1つです。人口14万人程度の小国ではありますが、オンラインカジノのライセンスは信頼性が高いことで知られています。多くのオンラインカジノが、キュラソーライセンスを取っているのです。
ライセンスとは、オンラインカジノが安全だということを認めた免許のようなものです。ライセンスは2年ごとに更新しなければならず、常に安全な状態で運営していることが求められます。ボンズカジノは、運営開始の2019年からキュラソーライセンスを更新している安全なカジノです。
複数のオンラインカジノを運営している
ボンズカジノの運営会社は、テッドベット(TedBet)というオンラインカジノも運営しています。
2019年にボンズカジノを、そして2020年にテッドベットを運営開始しているので、運営会社がしっかりとしていることがうかがえるでしょう。
ボンズカジノは、比較的最近できたオンラインカジノだから、という理由で心配する方もいるでしょうが、経営面では順調な会社が運営しているという点は注目に値します。
日本が拠点ではない
オンラインカジノが安全かどうかの基準として、どこで運営されているのか、という点が非常に大事になってきます。日本国内で運営していると違法となります。
ボンズカジノは、オランダ領のキュラソーで会社登録をしている海外拠点のオンラインカジノです。
日本に拠点があると、それだけで賭博罪に問われてしまう違法なカジノとなってしまいます。が、ボンズカジノは、賭博が合法な海外の国に拠点があるオンラインカジノです。
将来的に法律で規制される可能性も
ボンズカジノをはじめとする海外拠点のオンラインカジノの運営は、現段階では合法です。しかし、将来的に日本でオンラインカジノを取り締まることに特化した法律が制定されてしまう可能性もあります。
現在は、刑法の賭博罪に該当しないかどうかで違法性が判断されていますが、オンラインカジノというだけで違法だとされる可能性もあるのです。
スマートライブカジノ事件(プレーヤーが3人逮捕された事件)では、1人が不起訴処分となったため、「今後オンラインカジノのプレーヤーから逮捕者はでない」といった希望的観測も出ていました。
しかし、2023年9月にプレイ動画を配信したプレーヤーが逮捕され、オンラインカジノの合法性をめぐる状況は変わってきつつあります。オンラインカジノの運営やプレイが合法なのか違法なのかについては、常に最新の情報を仕入れるようにしておくべきなのかもしれません。オンラインカジノは政府や警察から目を付けられていることは知っておきましょう。
オンラインカジノで安全に遊ぶための注意点
オンラインカジノで、違法とならずに安全に遊ぶためにはどうすればいいのでしょうか。以下では、ボンズカジノなどのオンラインカジノで、違法となるのを避けてプレイするためのポイントを紹介していきます。
日本国内からプレイしないこと
まず、ボンズカジノなどのオンラインカジノは、日本国内からアクセスして遊ばないようにすることが大事です。「運営自体」は違法ではありませんが、日本からプレイすると「プレイが違法だ」と判断されてしまう可能性があります。
過去の事例でも、オンラインカジノを日本でプレイして逮捕された案件があるのです。逮捕を避けるためには、ギャンブルが合法な海外の国からアクセスするしかないと言えるでしょう。当サイトでは、国内からのプレイは推奨していません。
SNSでプレイの様子を書かない
オンラインカジノの顧客データは、海外のサーバーにあるため、日本の警察は簡単には入手できません。
しかし、SNSでオンラインカジノのプレイの様子をスクリーンショットなどで書いてしまうと、SNSに情報開示請求がなされ、オンラインカジノをプレイしていたことが明らかになってしまいます。スマートライブカジノ事件では、逮捕された3人のプレーヤーがそれぞれSNSやブログにプレイ画像を挙げていたため、個人情報が特定され逮捕されてしまったのです。
また、動画の配信者が逮捕された事件についてみると、動画やスクリーンショット画像のように、オンラインカジノをプレイしていたという証拠をはっきりと残してしまうことになり、逮捕される可能性があります。
日本拠点のカジノは使わない
ボンズカジノのようなオンラインカジノで遊ぶ際には、日本国内を拠点としているカジノは避けるようにしましょう。
ドリームカジノ事件では、オンラインカジノの拠点が実質的には日本国内にあるとして、運営者が逮捕されました。日本国内に拠点をもつインターネットカジノ(インカジ)も、多数の摘発・逮捕事例があります。
また、日本にサービス特化していると、実質的に日本に拠点があるとみなされてしまいかねない点にも注意が必要となります。日本人としては、日本人をターゲットとして、日本語などに特化したオンラインカジノは利用しやすいですが、日本に特化しているというだけで摘発の可能性があるのは事実です。
日本人ディーラーに要注意
オンラインカジノによっては、ディーラーが日本人という場合もあります。
ディーラーが日本人だと、ゲーム中に日本語でチャットなどの会話ができて楽しい、と思うかもしれませんが、日本人ディーラーは避けた方が無難です。
過去の事例では、日本人ディーラーがいて日本語で会話していたから、運営が実質的に日本に近いのではないか、という理由で逮捕されてしまいました。あまりに日本人に特化しているとよくないということは覚えておきましょう。
ボンズカジノの違法性・安全性についてよくある質問
以下では、オンラインカジノであるボンズカジノの違法性・合法性について、よくある質問とそれへの解答をご紹介していきます。税金の話にも少し触れるので、ぜひ参考にしてください。
ボンズカジノでバカラをしたら危険ですか?
ボンズカジノでバカラをプレイすると危険なのかどうかは、よくある質問なのですが、バカラに限らずどのゲームでも、国内からプレイする限り違法・逮捕の可能性は残ります。バカラを避けてスロットばかりしていたら安全なのかというと、そういうわけでもありません。
何のゲームをプレイしていたか、ではなく、どこからアクセスしてプレイしていたのか(国内からは違法となりうる)、が大事です。
ボンズカジノで勝ったら税金の確定申告が必要ですか?
ボンズカジノでゲームに勝ち、勝ち金を出金すると、そのお金は一時所得だと判断されます。年間50万円までは、特別控除の対象となり税金を払わなくてもいいですが、それを超えると確定申告が必要となります。
サラリーマンは年末調整を行う関係上、50万円ではなく90万円まで申告なしでOKとなります。逆に、90万円を超えると、サラリーマンであっても確定申告をして所得税・住民税を払わなければならない点に注意してください。
ボンズカジノで出金できないのですが
ボンズカジノで出金できず、違法な運営なのではないかと困っている人もいます。ボンズカジノは厳しいライセンス審査にも通っているので、理由もなく出金対応をしないということはほぼ考えられません。
出金できない原因として、以下のようなものがあります。
- 出金条件を満たしていない
- 入金時に使った決済手段と違う出金方法を選んでいる
- 入力ミスがある
- 他人名義の口座や決済手段を使っている
- 規約に違反している
出金されない原因に心当たりがない場合、サポートに連絡して助けてもらうようにするといいでしょう。ボンズカジノは、日本語でのサポートにも定評があります。
ボンズカジノは違法ですか?
ボンズカジノは、違法ではありません。海外のライセンスを取り、完全合法に運営をしています。
ただし、運営が合法だからといって、プレーヤーが違法でなくなるわけではありません。日本国内からのアクセスは、賭博罪にあたってしまう可能性があります。
安全なボンズカジノに登録して遊ぼう
以上、ボンズカジノの違法性などについて総合的に解説してきました。疑問や不明点は解消できたでしょうか。
- ボンズカジノの運営は合法だが、国内で遊んでいるとプレーヤーが違法となる可能性がある
- オンラインカジノでは摘発・逮捕された事例がある
- 安全に遊ぶためには海外からアクセスするのがいい
- ボンズカジノは安全に運営されている
ボンズカジノで違法性が気になる方は、国内でのアクセスをやめ、海外(ギャンブルが合法な国)からアクセスして楽しむようにしましょう。 ボンズカジノについて、違法性以外の部分を知りたい方は、当サイトの以下の記事を参考にしてみてください。詳しくていねいに解説していますよ。