「オンラインカジノで遊ぶなら、少しでもリスクの少ない資金管理やベットシステムを使いたい」「オンラインカジノで使える攻略法にはパーレー法やグッドマン法、ダランベール法、ココモ法とたくさんあってどれを使ったらいいのかわからない」
この記事ではたくさんの攻略法の中から、リスクが少なく負けにくい攻略法である「ダランベール法」について紹介します。
「オンラインカジノで負けたくない」「攻略法を使ってみたい」このように考えている人に読んでほしい内容です。
この記事を読んでわかるダランベール法の内容は下記5点です。
- ダランベール法の賭け方
- ダランベール法の勝てる盤面
- シミュレーション結果
- ダランベール法のメリットとデメリット
- 改良して使いやすくする方法
これらについて詳しく解説します。「ダランベール法」について興味のある方は、ぜひ、参考にしてください。
ダランベール法とは
ダランベール法は勝ったときに賭け額を1単位減らして、負けたときに1単位増やすベットシステムです。
たったそれだけで、損失を抑えて、少しずつ利益を出します。ダランベール法の特徴は1回前の損失を次の勝ちでカバーするところです。
ダランベール法は18世紀に数学者のジャン・ル・ロン・ダランベールがあみ出した投資法です。
ダランベール法のやり方(手順)
最初にダランベール法の手順について解説します。まず手順について覚えていきましょう。
ダランベール法の手順
- 最初の賭け額決定(準備)
- 賭け額の上限額決定(準備)
- プレイ中の賭け額(プレイ中)
- 辞め時(プレイ中)
以上の順で、解説していきます。
最初の賭け額決定
最初の賭け額を決定しましょう。賭け金の基準となる値なので、適当には決めません。
最初の賭け額を決める際に注意することは1つあります。
失ってもいい、負けてもいい金額はいくらか
資金が30ドルのときに、最初の賭け額を10ドルにすると、負け続けた場合に3回の実践しかできません。
負けてもいい金額と最初の賭け額のバランスが崩れると、ダランベール法が上手く機能する前に資金難や辞め時に達します。
資金が30ドルのときに、最初の賭け額を10ドルにすると、負け続けた場合に3回目の実践で資金が尽きます。
基本的に最初の賭け額は5ドルから10ドルの設定が多いです。最初の賭け額が多いからといって、利益が莫大に増えることはありません。
最初の額が5ドル | 最初の額が10ドル | ||||
---|---|---|---|---|---|
賭け額 | 勝敗 | 総損益 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
5ドル | 勝ち | +5ドル | 10ドル | 勝ち | +10ドル |
4ドル | 勝ち | +9ドル | 9ドル | 勝ち | +19ドル |
3ドル | 負け | +6ドル | 8ドル | 負け | +11ドル |
4ドル | 負け | +2ドル | 9ドル | 負け | +2ドル |
長く続けるほど利益を得やすい盤面が作りやすいダランベール法。長期戦を考えた最初の賭け額設定が好ましいです。
賭け額の増減額決定
ダランベール法は勝ったり、負けたりしたときに一定の金額が増減します。基本的に増減額は1ドルとします。
賭け額の上下額については、ダランベール法の改良ポイントとして後程ご紹介いたします。最初は1ドルでスタートしましょう。
勝ったときの手順
ここからは実際にプレイしたときの賭け額について解説します。
ダランベール法は勝ったとき、次の賭け額を前回よりも1ドル減少。勝つたびに1ドル減らすだけです。
賭け額を減らすということは、いつか賭け額が0になる可能性があるということです。
賭け額が0になったとき、勝ち続けているので、大抵は利益が確定している盤面です。そのままダランベール法を辞めても良いです。最初の賭け額に戻って、最初からリスタートしても大丈夫です。
負けたときの手順
ギャンブルで遊ぶのであれば、負けるときも必ずきます。ダランベール法を実践中に負けた場合は賭け額を1ドル増やしましょう。
勝ったときと負けるときで、それぞれ賭け額を増減させます。この仕組みが損失を最大限にカバーするポイントです。
ダランベール法が使えるゲームの種類
ダランベール法が使えるゲームの種類を紹介します。
ダランベール法は勝率50%のゲームで、配当が2倍のゲームで使用可能です。
- ルーレット
- バカラ
- ブラックジャック
- fx
- バイタリーオプション
以上の5つのゲームでダランベール法が使用できるので、どのようなゲームの内容なのか詳しく解説していきます。
ダランベール法をルーレットで試そう
ルーレットでは「カラー」「ハイ・ロー」「オッド・イーブン」に賭けると、配当2倍になります。ほかにも工夫した賭け方をすると、配当2倍になりますが、ダランベール法には向いていないため、今回は省略。
ルーレットはチップを置いてボールが止まる数字を予想します。賭け方がたくさんあるため、間違えないように気を付けてください。
カラーの賭け方
ハイ・ローの賭け方
オッド・イーブンの賭け方
ダランベール法をバカラを試そう
バカラはプレイヤーとバンカーに賭けると配当2倍になるため、ダランベール法で使用できます。バンカーのルールは簡単で、プレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを予想します。もちろん、引き分けもありますが、配当2倍、勝率50%ではないため、ダランベール法では賭けません。
写真の赤枠がプレイヤーとバンカーに賭けるときにチップを置く場所です
ダランベール法をブラックジャックを試そう
ブラックジャックも配当2倍の賭け方があります。ディーラーに勝つことです。ディーラーと自分のどちらかが勝つか負けるかのゲームなので、勝率は50%になります。
ブラックジャックはいかにカードを21に近づけるかが鍵です。トランプ運もありますが、自分のカード選択により、勝敗が左右するためほかのゲームより運要素は低めです。
ダランベール法をfxを試そう
fxはギャンブルのような明確な勝率や配当がないように感じますが、考え方によっては、ダランベール法が使用できます。
単純に、賭け金から増えたときは勝ったとし、賭け金が減ったときに負けたとすると、勝率は50%。
fxでダランベール法を使うときの注意点として、増加額が最初の賭けた額に変更されます。
下記表のように賭けてfxで試してみましょう。
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 1000円 | 負け | -1000円 |
2回目 | 2000円 | 負け | -3000円 |
3回目 | 3000円 | 勝ち | 0円 |
4回目 | 2000円 | 勝ち | +2000円 |
ダランベール法をバイタリーオプションを試そう
バイタリーオプションでダランベール法を試すときはfxと同じ要領です。最初の賭け額が賭け金の変化量。負けた際にはプラス、勝ったときにはマイナスします。
ダランベール法の損切りタイミングは?
ダランベール法の損切りタイミングは下記3点です。
- 賭け額が0になる
- 資金が底を尽きる
- 利益が確定したとき
1番分かりやすい損切りのタイミングは賭け額が0になったときです。システム上、続けることも不可能で、この時点で利益が確定しています。
資金が底を尽きたときは、強制的に辞めることになります。
利益が確定したときを損切りタイミングにする場合、自分で辞めるタイミングを決めます。利益を計算しながらプレイしましょう。
ダランベール法が勝てる仕組み
ダランベール法はリスクを最小限に抑えた攻略法です。大きく稼ぐより、負けずにコツコツ稼ぎたいときに利用しましょう。
具体的にダランベール法が勝てる仕組みを解説します。ダランベール法がなぜ負けにくいのか?理解したうえでゲームで使ってください。
ダランベール法は負けたときに賭け額を減らすから安定
ダランベール法は負けたときに賭け額を減らします。負けたときに賭け額を増やすことで収支が安定しています。実際にダランベール法のやり方と賭け額が変動しないやり方とダランベール法と逆の賭け方で比較してみます。
ダランベール法のやり方
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 5ドル | 負け | -5ドル |
2回目 | 6ドル | 負け | -11ドル |
3回目 | 7ドル | 勝ち | -4ドル |
4回目 | 6ドル | 勝ち | +2ドル |
プラスマイナスしない
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 5ドル | 負け | -5ドル |
2回目 | 5ドル | 負け | -10ドル |
3回目 | 5ドル | 勝ち | -5ドル |
4回目 | 5ドル | 勝ち | 0ドル |
ダランベール法の反対のやり方
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 5ドル | 負け | -5ドル |
2回目 | 4ドル | 負け | -9ドル |
3回目 | 3ドル | 勝ち | -6ドル |
4回目 | 4ドル | 勝ち | -2ドル |
3つのやり方の結果
やり方 | 総損益 |
---|---|
ダランベール法 | +2ドル |
プラスマイナスなし | 0ドル |
逆ダランベール法 | -2ドル |
最初の賭け額と勝敗については、全てのやり方で統一しています。シミュレーションの結果、ダランベール法のみ、収支がプラスになりました。
長期的に続けると勝率が50%に近づく
ダランベール法は勝率が多少悪くても、利益が出せる攻略法です。
勝率が50%のゲームで使用するときは、「半分は勝てるから必ず利益が出る」と感じるでしょう。しかし、負けが連続することもあり、勝敗が偏ります。
勝敗が偏らず、勝率を本来の50%に近づけるには、長くプレイすることが必須です。確率は収束するもので、1000回や10000回プレイすると、勝率は50%に近づきます。
ダランベール法で利益を得るためには、長期的にプレイし、勝率を50%に近づかせることがポイントです。
ダランベール法をシミュレーション・勝ち盤面の整理
ダランベール法がどのような盤面で勝ちやすいのか、整理しましょう。
プレイ条件
- 最初の賭け額は10ドル
- 賭け額の増減は1ドル
- 賭け額が0になったときはリスタート
- 10回プレイ
検証結果を表にまとめました。
数字 | 内容 | 結果 |
---|---|---|
① | 勝ち負け交互(負けから) | +3ドル(徐々に増加) |
② | 勝ち負け交互(勝ちから) | +5ドル(徐々に増加) |
③ | 4勝6敗 | -19ドル |
④ | 5連勝から5連敗 | +5ドル |
⑤ | 5連敗から5連勝 | +15ドル |
⑥ | 10連勝 | +55ドル |
⑦ | 10連敗 | -145ドル |
検証の結果、勝ち負けの数が同じになるほど、ダランベール法は利益がプラスになりやすいです。
シミュレーション結果①
勝敗が交互(負けからスタート)の場合は徐々に利益が増加
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 負け | -10ドル |
2回目 | 11ドル | 勝ち | +1ドル |
3回目 | 10ドル | 負け | -9ドル |
4回目 | 11ドル | 勝ち | +2ドル |
5回目 | 10ドル | 負け | -8ドル |
6回目 | 11ドル | 勝ち | +3ドル |
7回目 | 10ドル | 負け | -7ドル |
8回目 | 11ドル | 勝ち | +4ドル |
9回目 | 10ドル | 負け | -6ドル |
10回目 | 11ドル | 勝ち | +3ドル |
シミュレーション結果②
勝敗が交互(勝ちからスタート)の場合は徐々に利益が増加。
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 勝ち | +10ドル |
2回目 | 9ドル | 負け | +1ドル |
3回目 | 10ドル | 勝ち | +11ドル |
4回目 | 9ドル | 負け | +2ドル |
5回目 | 10ドル | 勝ち | +12ドル |
6回目 | 9ドル | 負け | +3ドル |
7回目 | 10ドル | 勝ち | +13ドル |
8回目 | 9ドル | 負け | +4ドル |
9回目 | 10ドル | 勝ち | +14ドル |
10回目 | 9ドル | 負け | +5ドル |
シミュレーション結果③
4勝6負の結果はマイナスでした。
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 負け | -10ドル |
2回目 | 11ドル | 負け | -22ドル |
3回目 | 12ドル | 負け | -34ドル |
4回目 | 13ドル | 負け | -47ドル |
5回目 | 14ドル | 負け | -62ドル |
6回目 | 15ドル | 勝ち | -47ドル |
7回目 | 14ドル | 勝ち | -33ドル |
8回目 | 13ドル | 勝ち | -20ドル |
9回目 | 12ドル | 勝ち | -8ドル |
10回目 | 11ドル | 負け | -19ドル |
シミュレーション結果④
5回勝つから5回負けるパターンは5ドルプラスです。
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 勝ち | +10ドル |
2回目 | 9ドル | 勝ち | +19ドル |
3回目 | 8ドル | 勝ち | +27ドル |
4回目 | 7ドル | 勝ち | +34ドル |
5回目 | 6ドル | 勝ち | +40ドル |
6回目 | 5ドル | 負け | +35ドル |
7回目 | 6ドル | 負け | +29ドル |
8回目 | 7ドル | 負け | +22ドル |
9回目 | 8ドル | 負け | +14ドル |
10回目 | 9ドル | 負け | +5ドル |
シミュレーション結果⑤
5連敗から5連勝では、プラス15ドルでした。
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 負け | -10ドル |
2回目 | 11ドル | 負け | -21ドル |
3回目 | 12ドル | 負け | -23ドル |
4回目 | 13ドル | 負け | -36ドル |
5回目 | 14ドル | 負け | -50ドル |
6回目 | 15ドル | 勝ち | -35ドル |
7回目 | 14ドル | 勝ち | -21ドル |
8回目 | 13ドル | 勝ち | -8ドル |
9回目 | 12ドル | 勝ち | +4ドル |
10回目 | 11ドル | 勝ち | +15ドル |
シミュレーション結果⑥
10連勝
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 勝ち | +10ドル |
2回目 | 9ドル | 勝ち | +19ドル |
3回目 | 8ドル | 勝ち | +27ドル |
4回目 | 7ドル | 勝ち | +34ドル |
5回目 | 6ドル | 勝ち | +40ドル |
6回目 | 5ドル | 勝ち | +45ドル |
7回目 | 4ドル | 勝ち | +49ドル |
8回目 | 3ドル | 勝ち | +52ドル |
9回目 | 2ドル | 勝ち | +54ドル |
10回目 | 1ドル | 勝ち | +55ドル |
シミュレーション結果⑦
10連敗負け
プレイ回数 | 賭け額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 10ドル | 負け | -10ドル |
2回目 | 11ドル | 負け | -21ドル |
3回目 | 12ドル | 負け | -33ドル |
4回目 | 13ドル | 負け | -46ドル |
5回目 | 14ドル | 負け | -60ドル |
6回目 | 15ドル | 負け | -75ドル |
7回目 | 16ドル | 負け | -91ドル |
8回目 | 17ドル | 負け | -108ドル |
9回目 | 18ドル | 負け | -126ドル |
10回目 | 19ドル | 負け | -145ドル |
ダランベール法は期待値が高い!メリット紹介
ダランベール法は下記3つのメリットがあります。
- 賭け額の増え方は小さい
- 損失が抑えられる・資金の減りは少ない
- 軍資金が少なくても運用可能
これらについてそれぞれ解説します
賭け額の増え方は小さい
ダランベール法は賭け額が跳ね上がって、資金難になるようなことはありません。賭け額の上げ幅は基本的には1ドルです。
下記表のように5ドルからスタートして3連敗したとします。負けたときに賭け額が倍になるマーチンゲール法と比較。
プレイ回数 | ダランベール法 | マーチンゲール法 | ||
---|---|---|---|---|
賭け額 | 総損失 | 賭け額 | 総損失 | |
1回目 | 5ドル | -5ドル | 5ドル | -5ドル |
2回目 | 6ドル | -11ドル | 10ドル | -15ドル |
3回目 | 7ドル | -18ドル | 20ドル | -35ドル |
マーチンゲールは3連敗で賭け額が20ドルまで跳ね上がりました。それに対して、ダランベール法は賭け額が7ドルで、損益もマーチンゲール法の半分です。
この結果からも、ダランベール法は賭け額上昇が緩やかです。
損失が抑えられる・資金の減りは少ない
ダランベール法は長期的に使っても、損失分を抑えられるシステムです。1回の当たりで前回の負けをカバーできるように設定されています。
賭け額増加が1ドルであるため、資金の減りも少ないです。
総資金100ドルスタートの場合
プレイ回数 | 総資金 | 勝敗 | 賭け額 | 総損益 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 100ドル | 負け | 5ドル | -5ドル |
2回目 | 95ドル | 勝ち | 6ドル | +1ドル |
3回目 | 101ドル | 負け | 5ドル | -4ドル |
4回目 | 96ドル | 負け | 6ドル | -10ドル |
5回目 | 90ドル | 勝ち | 7ドル | -3ドル |
6回目 | 97ドル | 負け | 6ドル | -9ドル |
7回目 | 91ドル | 負け | 7ドル | -16ドル |
8回目 | 84ドル | 勝ち | 8ドル | -8ドル |
9回目 | 92ドル | 勝ち | 7ドル | -1ドル |
最終的な損失はマイナス1ドル。損失額はそれほど大きくなりません。
軍資金が少なくても運用可能
賭け額増減が1ドルであるため、資金は少なくても運用できます。ほかの攻略法と比較するとさらにわかりやすいです。
基本の単位を5ドルとし、モンテカルロ法、マーチンゲール法、ダランベール法、3つの攻略法の5連敗後の損失額を比較しましょう。
ダランベール法の5連敗
プレイ回数 | 賭け額 | 総損益 |
---|---|---|
1回目 | 5ドル | -5ドル |
2回目 | 6ドル | -11ドル |
3回目 | 7ドル | -18ドル |
4回目 | 8ドル | -26ドル |
5回目 | 9ドル | -35ドル |
マーチンゲール法の5連敗
プレイ回数 | 賭け額 | 総損益 |
---|---|---|
1回目 | 5ドル | -5ドル |
2回目 | 10ドル | -15ドル |
3回目 | 20ドル | -35ドル |
4回目 | 40ドル | -75ドル |
5回目 | 80ドル | -155ドル |
モンテカルロ法の5連敗
プレイ回数 | 賭け額 | 数列 | 総損失 |
---|---|---|---|
1回目 | 20ドル | 5,10,15 | -20ドル |
2回目 | 25ドル | 5,10,15,20 | -45ドル |
3回目 | 30ドル | 5,10,15,20,25 | -75ドル |
4回目 | 35ドル | 5,10,51,52,25,30 | -110ドル |
5回目 | 40ドル | 5,10,15,20,25,30,35 | -150ドル |
圧倒的にダランベール法の損失額が少ないです。少ない資金で運用できることを証明しています。
もちろん、マーチンゲール法やモンテカルロ法にはそれぞれのメリットがあります。自分に合った攻略法を使いましょう。
ダランベール法の欠点は?デメリット紹介
ダランベール法のデメリットは2つあり、「利益が小さい」「短期勝負は向いていない」です。
ダランベール法のデメリットを正しく理解して、負けない盤面を増やしていきましょう。
利益は小さい
ダランベール法は1回の勝利で大勝ちするような攻略法ではありません。1回分の負けを1回分の勝ちで補う攻略法です。
負けと勝ちを繰り返すことで徐々に利益を増やしていきます。そのため、1回の勝ちで大勝ちしたい人には向いていません。ほかの攻略法をおすすめします。
短期勝負は向いていない
ダランベール法は短期勝負に不向きです。ダランベール法が短期勝負に向いてない理由は下記2点です。
- 勝ち負けが偏るとシステムが最大限に発揮できない
- 利益が少しずつ増えるため
ダランベール法は徐々に利益を増やす特徴があります。短期勝負では勝敗が偏ることもあり、利益を確実に増やせない盤面があります。
ダランベール法は長期的にプレイすることで、利益を少しずつ増やせます。短期勝負を目的とする人は違う攻略法をおすすめします。
ダランベール法を改良するときの考え方
次に紹介するのはダランベール法の改良方法です。ダランベール法は完成している攻略法なので、システム自体は変更する必要がありません。
ダランベール法で改良できるのは、最初のベット額とベット増減額です。
この2つを変更する方法やバランスについて紹介します。
最初の賭け額と変化額の決め方
最初に、勝敗の回数と賭け額変化量から利益が出るのか確認します。
検証の共通条件
- 200回プレイ
- 勝敗結果は98回の勝ちと102回の負け
- 勝敗は負け→勝ちを繰り返し、最後に4連敗
回数 | 条件 | 結果 |
---|---|---|
1回目 |
最初の賭け額 10ドル 変化量 1ドル |
+53ドル |
2回目 |
最初の賭け額 20ドル 変化量 1ドル |
+12ドル |
3回目 |
最初の賭け額 20ドル 変化量 2ドル |
110ドル |
1回目の検証結果は「負け→勝ち」で利益が1ドル出ます。それが98回起きるため、98ドルの利益。最後の2連敗は-10ドル、-11ドル、-12ドル、-13ドルとなるため、
99-46=53
53ドル分の利益が出ました。
利益が出たため、この条件では改良がいらないと判断できます。
2回目も1回目と同様に98ドルの利益。
最後に4回分多く負けているので、-20、-21、-22、-23となり、
98-86=12
12ドルの利益になりました。
1回目より、利益が少なくなりました。この結果から、最初の賭け額が大きいと、利益が少なくなる可能性があります。
3回目は最初の賭け額20ドル、増加量を変えて2ドルにします。
「負け→勝ち」が1回起こると、利益は2ドル。これが98回続くと、利益は196ドルになります。
最後に4回分負けるため、-20、-21、-22、-23
196-86=110ドル
総利益は110ドルになりました。
ダランベール法を改良したいときは増加量と最初の賭け額を変更しましょう。賭け額の変化量は利益を増やすことに直結します。
最初の賭け額は利益に直結しませんが、ダランベール法を長く続けるには小さすぎてもダメです。賭け額の変化量を大きくしたいなら、最初の賭け額も大きくする必要があります。
だいたい、賭け額の10%を増加量にすると、ちょうど良い値になります。
自分の資金量と賭け額、増加量とのバランスを考えて、最初の賭け額は決定しましょう。
ダランベール法を使ってオンラインカジノを攻略しよう!
ダランベール法について紹介しました。ダランベール法は最初の賭けを決めて、負けたときはプラス1ドル、勝ったときはマイナス1ドルする攻略法です。
ダランベール法は損失を最大限に抑えて、利益を少しずつ増やすシステムです。ダランベール法を運用するときは
- 長期プレイ
- コツコツ利益を生み出す
- 勝率50%のゲームで使用
この3つを心がけてプレイしましょう。
ダランベール法を改良するときは賭け額の変化量を増やします。変化量を増やしたときは、最初の賭け額も多少は増やしましょう。最初の賭け額が小さすぎては、長期的にプレイできません。