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初心者の方へ Dora麻雀採用ルール

DORA麻雀の主な特徴

麻雀採用ルールトップ画像

原則として麻雀のルールそのものは確立されていますが、面白い事に地域により細かいルールが異なります。
それはルールだけに留まらず『赤ドラ』『ヤキトリ』『チップ』『ウマ』『返し』など、様々なオプションにも当てはまります。
基本ルールには相違のないものの、細かいルールを確認する必要があります。

1.麻雀基本ルール

麻雀そのもののルールは一般的で、手牌13枚+1枚の合計14枚で和了(あがり)を目指すゲームになります。
国士無双と七対子の例外を除き、全ての役が「雀頭」+「3枚1組」×4で(2+3+3+3+3)の合計14枚になります。
この形は日本ルールのみならず、香港ルール中国でも同様の形になります。
日本の麻雀ルールは細かい箇所は相違があるものの、大枠では共通している箇所は多いです。

1-1.採用されている役一覧

DORA麻雀で採用されている役の紹介です。基本的には人和(レンホー)と流し満貫以外全ての役が採用されています。
役そのものの細かい説明は割愛します。

一翻(1ファン)役


  1. 門前自摸(メンゼンツモ)★門前のみ
  2. 一発(イッパツ)★門前のみ
  3. 断么九(タンヤオ)
  4. 平和(ピンフ)★門前のみ
  5. 一盃口(イーペイコー)★門前のみ
  6. 役牌(ヤクハイ)
  7. 槍槓(チャンカン)
  8. 嶺上開花(リンシャンカイホウ)
  9. 海底撈月(ハイテイラオユエ)
  10. 河底撈魚(ホウテイラオユイ)
  11. 北ドラ抜き

二翻(2ファン)役


  1. ダブル立直(ダブルリーチ,ダブリー)★門前のみ
  2. 七対子(チートイツ)★門前のみ
  3. 連風牌(レンフォンハイ,レンプウハイ)
  4. 対々和(トイトイ)
  5. 三暗刻(サンアンコウ)
  6. 三色同刻(サンショクドウコウ)
  7. 三色同順(サンショクドウジュン)★喰い下がり
  8. 混老頭(ホンロウトウ)
  9. 一気通貫(イッキツウカン)★喰い下がり
  10. 混全帯么九(チャンタ)★喰い下がり
  11. 小三元(ショウサンゲン)
  12. 三槓子(サンカンツ)

三翻(3ファン)役~六翻


  1. 混一色(ホンイツ,ホンイーソー)★喰い下がり
  2. 純チャン(ジュンチャン)★喰い下がり
  3. 二盃口(リャンペイコー)★門前のみ
  4. 流し満貫(ナガシマンガン)☆特殊
  5. 清一色(チンイツ,チンイーソー)★喰い下がり

役満/ダブル役満


役満A[お手軽役満]

  1. 数え役満
  2. 国士無双(コクシムソウ)
  3. 大三元(ダイサンゲン)
  4. 四暗刻(スーアンコウ)

役満B[レア役満]

  1. 緑一色(リューイーソー)
  2. 小四喜(ショウスーシー)
  3. 字一色(ツーイーソー)
  4. 九蓮宝燈(チューレンポートウ)
  5. 清老頭(チンロウトウ)
  6. 四槓子(スーカンツ)
  7. 四暗刻単騎(スーアンコウタンキ)
  8. 大四喜(ダイスーシー)
  9. 人和(レンホー)
  10. 地和(チーホー)
  11. 天和(テンホー)
  12. 純正九蓮宝燈(ジュンセイチューレンポートウ)
  13. 国士無双十三面待ち(コクシムソウジュウサンメンマチ)

1-2.途中流局条件

一般的に採用されている途中流局ですが、DORA麻雀は採用されていないものも多いので注意が必要です。

採用されていない途中流局

『九種九牌(キュウシュキュウハイ)』

九種九牌

鳴きが入らない状態で、配牌14枚のうち一九字牌の種類(枚数ではなく種類)が九つ以上あれば流局にするか否か該当プレイヤーが選べるのが九種九牌ですが、これはDORA麻雀には採用されていません。

『三家和(サンチャホー)』

四人麻雀の場合、振り込んだ人以外全員が『ロン』を宣言した時に成立する途中流局の形になります。
DORA麻雀では二人が同時和了できる『ダブロン』三人全員が同時和了できる『トリロン』を採用しているわけではなく、
頭ハネを採用しているので結果として三家和成立しません。

『錯和(チョンボ)』

現実で打つ麻雀の場合のチョンボは「14枚の手牌が15枚に増えていた」「捨てていた牌で間違っての和了」などで罰符を払うケースがありますが、ネット麻雀の多くはそれは採用されていません。
それはDORA麻雀も同じなので、そもそもゲーム内において錯和(チョンボ)そのものが採用されていません。
但し、自分の和了牌が河に捨てられた場合はフリテンになるので、和了はできません。
また、立直前に自分の和了牌全てが河に見えている状態での立直は可能で、その際の流局時は錯和(チョンボ)でなく、テンパイとして扱われます。

採用されている途中流局

『四風子連打(スーフーツリェンター)』

スーフー連打

四人全員、捨て牌の第一打の風が同じなら流局。(風=東南西北のみ。白發中はダメ。途中鳴きが入るのもダメ)
一般的な途中流局の一つなので、四人麻雀であれば従来通り説明を省略できますが、三人麻雀の場合は注意が必要です。
DORA麻雀では三人麻雀においても採用されており、よって実質的には四風子連打ではなく『"三"風子連打』が成立されています。
親の第一打の捨て牌『東』『南』『西』を切った後、それと同じ捨牌が南家、西家と続くと流局になります。
一見すると三人麻雀ならばよくあると思いますが、但し鳴きが入ると流局されなくなるので、三人麻雀の場合『北抜き』も同様に鳴き扱いになるのでかなり出現率の低いケースになっています。

『四槓散了(スーカンサンラ)』

二人以上の"カン"の合計が4回以上になると流局になります。
一般的な麻雀ルールです。

『四家立直(スーチャリーチ)』

四人麻雀で四人全員の立直が成立すると流局。
こちらも一般的な麻雀ルールですが、これは『三人麻雀には適応されていません』のでご注意ください。
三人麻雀の場合、全員が立直をするとオートでツモ切りが進み、誰かが和了か流局になるまで続きます(当然途中北抜きやカンがあれば静止します)

2.DORA麻雀をする際に絶対覚えるべきルール

賭け麻雀をする際、知っているか否かで点数を大きく損なうケースがあります。
それはイコールで、金額の損得に繋がります。
従来の麻雀の強さはもちろん大事ですが同様にDORA麻雀のルールの熟知もとても重要になってきます。

2-1.頭ハネ採用

頭ハネ説明画像

複数人のロンでの和了ケースです。
最も普及しているルールは『二人ならダブロン』『三人なら流局(三家和)』になります。
三家和を採用せず、トリロン(トリプルロン)を採用しているゲームも珍しくありません。
しかしDORA麻雀では上記のルールは採用せず『頭ハネ』を採用しています。
頭ハネとは当たり牌が場に出た時、複数人が同時にロンを宣言した時に"和了は一人のみ"という事です。
その優先順位として当たり牌を捨てた人の次の人が優先順位になります。

東家が捨てた場合 優先度:南家→西家→北家
南家が捨てた場合 優先度:西家→北家→東家
西家が捨てた場合 優先度:北家→東家→南家
北家が捨てた場合 優先度:東家→南家→西家


よって『自動和了りにチェックを入れたのに和了ができないバグがありました』という報告をサポートに寄せられるケースが多々ありますが、これはルール上問題ありません。

2-2.流し満貫不採用

自分の捨てを二~八を一切含めず、牌が一九字牌で流局になった場合に成立する流し満貫です。(※鳴かれた場合は無効)
これはDORA麻雀では採用されていません。
よって点数の推移はないので、精算時は手牌がテンパイかノーテンかで判断されます。

2-3.形式聴牌

テンパイの形をしていればテンパイとして扱われます。
これが形式聴牌(ケイシキテンパイ)になります。
但し、画像の様に自牌で5枚目を想定している場合にはテンパイとはなりません。

テンパイならず

2-4.喰い断、後付。有り有り。

いつものメンバー以外と麻雀をする際、一番初めに確認するのがこの要素。

喰い断

喰い断(クイタン)とは、他家からの鳴きをして、断么九のみの和了ができるか否か。喰い断ありができ、喰い断なしはできない。
どちらかと言えば喰い断有りが主流ではあるが、鳴き麻雀での早和了を嫌い人も珍しくなく、喰い断なしのルールを是とする人も少なくない。

後付

早和了を防ぐという意味で、同様の意味を持つのが『後付』。
例えば場風の『東』を持っていたとして、従来なら東を鳴き、役を確定させてからの和了を『先付け』とでも言うのであれば、後付は初めに萬子の一を鳴き、その後場に出た東を後から鳴いて役を成立させるというものだ。
ちなみに後付がダメという場合も上記の例では染め手や対々和など別の役があれば後付とは呼ばれない。
あくまで、字牌のみを後でくっつけたものしか役がないケースに当てはまる。
喰い断と後付。この二つの要素を有りか無しかの略語として『有り有り』『無し無し』『有り無し』『無し有り』などと呼ばれるのである。
ちなみにDORA麻雀は『有り有り』なので、どちらも採用されている。

2-5.オーラス親アガり辞め無し

一般的に麻雀が終了する条件は幾つか存在します。

  1. 誰かの保有点数がマイナスになった時はその瞬間に終了(★DORA麻雀でも採用)
  2. 30,000返しがある時、その点数以上になりオーラスを終えた時(非採用)
  3. 半荘が終了し30,000返しの点数に到達していない場合、西場に直行。その後誰かが30,000点以上を獲得した瞬間に終了(非採用)
  4. 3のケースで、それでも西場を一周してしまった場合(非採用)

オーラス時の和了り辞めの可否


まずハコ下、点数がマイナスになったら終了は従来通りです。
次に注目が、DORA麻雀には『返し』が存在しません。
返しとは一般的に四人麻雀、所持点数が25,000点なら30,000点。三人麻雀、所持点数が35,000点ならば40,000点以上を獲得しないとトップにならないというのが返しです。
ちなみにその5,000点はトップが総取りするのが一般的なルールですが、繰り返しますがDORA麻雀ではそれは採用されておりません。

それがどういう事かと言うと、返しのある麻雀では『親のオーラス時』『点数が一位』『返しの点数を超えている』場合、ゲームが終了しますが、DORA麻雀では一位がプラス1,000点でもゲームが終われば終了します。

2-6.喰い替え有り

喰い替え

DORA麻雀では喰い替えを採用しています。
一般的に喰い替えを採用しているケースは極めて珍しいです。
喰い替えとは上の図にもあるように、例えば 34 を持っていて、捨てられた5をチーして345の順子を鳴き、2を捨てる事です。
手持ちで既に123を持っているのに、234に変えるという喰い替えは禁止しているケースが殆どです。
簡単に言えば『鳴く必要が無いのに鳴く』というのが喰い替えだと思って頂ければ問題ありません。
同様に筒子の 55赤5 を持っている時、捨てられた赤5をポンして、赤くない5を捨てる事などもDORA麻雀では採用されています。

2-7.三人麻雀の『北牌』について

三人麻雀は北ドラの扱いがルールによって異なります。
以下、DORA麻雀で採用されているルールになります。

北抜き

  1. 北が手持ちにある自分の番、『キタ抜き』ができる(任意。やらなくても良い)
  2. 『キタ抜き』を行うとキタは手から外れ、鳴きと同じように自分の場に置かれる
  3. 手牌が14枚⇒13枚になってしまうので、王牌から一枚引く。王牌を引いての和了は"嶺上開花"が付く
  4. 『キタ抜き』はドラとして加算される。最高四回可能で、その場合4翻付く(※あくまでドラ扱いなので役はない)
    ドラ表示が"西"で北そのものがドラの場合『キタ抜き』を四回行うとドラ8となる
  5. 『キタ抜き』はドラ扱いなので『キタ抜き』のみではアガれない
  6. 『キタ抜き』を何度行ってもリーチが可能
  7. リーチ中にも『キタ抜き』は可能
  8. 『キタ抜き』を行うと、相手の一発を消すことができる。(一発、ダブリー、地和など)
  9. 『キタ抜き』は手牌14枚から除外される(大四喜を揃える場合、キタ抜きでなく手牌として活用する必要がある)
  10. 北は通常の牌として使うこともでき、その際は『役牌』が一翻加算される
  11. 他家が『キタ抜き』をしても、それをポン・カンすることはできない(ペーポン非採用)
  12. 他家が『キタ抜き』した場合、和了り牌が北の場合抜いた北でロン和了ができる。
  13. キタ抜き時のロン和了りは『北ドラ抜き』が一役加算される
  14. 『キタ抜き』は山から牌を引いた時にしか宣言できない。他家から鳴いた後の宣言は不可
  15. 『キタ抜き』していても『キタ待ち』で和了できる

3.トーナメントルール

トーナメント画面

麻雀の役や点数計算などはDORA麻雀で扱われている内容と同一のものになります。
トーナメントは四人麻雀で行われ、勝ち抜くと次のラウンドに進みます。
ラウンド数、勝ち抜き人数はトーナメントにより異なるので、参加する大会情報をご確認ください。

大会情報の詳細はログイン後、トーナメントのタブから確認する事ができます。

3-1.麻雀ラウンドについてとその特徴

雷神

DORA麻雀では様々なトーナメントが設置されています。
数多くのプレイヤーが参加する麻雀大会ももちろん存在するため【時間効率】を重視したルールになっています。
そのため『親の継続はなし』の四人東風戦となっています。
麻雀におけるルールとしては従来通りですが、保有点数がマイナスになるハコテンになっても続行されるという点のみは従来と異なります。
大会が開催されている全ての対局が終了すると、二回戦へと続きます。

3-2.大会登録したけど参加するのを忘れた!

トーナメント画像

麻雀大会の参加を忘れた場合費用は返ってこない

基本的に参加費がある大会に登録した際、その参加費用は返金されません。
『基本的に』というのはトーナメントは四人麻雀で行うので、4の倍数で行われます。そのため、端数になってしまうと仮にログインをしていても参加することはできません。

参加人数15人……3卓(12人)で開催され、3人が弾かれる。
参加人数16人……4卓(16人)で問題なく開催される。
参加人数17人……4卓(16人)で問題され、1人が弾かれる。

弾かれて大会に参加できなかったプレイヤーの参加費用は全額返金されます。
無料大会の場合、登録をしても無料なので残高を差し引かれる事はないので「とりあえず」と気軽にポンポン登録しても問題はありませんが、有料トーナメントは日付、日時に誤りがないか注意が必要になります。

大会の処理は無料と有料で異なる

参加費が無料のトーナメントはゲーム開始1分前にゲームにログインしていなければ参加登録が取り消される仕様となっております。

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【無料トーナメントの場合】
無料トーナメントの場合、開始1分前にログインしていると「参加条件」が満たされたと判断されて大会開始準備が行われます。
開始1分前までにゲームにログインしていない場合にはトーナメントから弾かれます。

【有料トーナメントの場合】
有料大会の場合には、参加費用を支払っています。
大会開始1分前に参加費が徴収されます。
その徴収を持って「参加条件」が満たされますのでログインしていなくてもトーナメントから弾かれる事はございません。
※ゲームは無人でも進行いたしますのでログインするまではツモ切りとなります。

3-3.ラッキー敗者とは?

ラッキー敗者説明

例として『勝ち抜き人数1名』『参加人数48名』のトーナメントが行われた場合として、一回戦は48名。12卓(4名)で行われます。

一回戦で36名が脱落した後、二回戦(準決勝)は12名で四人麻雀をするので3卓が準決勝になります。

勝ち抜き1名なので、3卓からそれぞれのトップ(1名)が決勝に進みます。
3卓から1名ずつなので、合計3名です。
二回戦で9名が脱落した後、予選も決勝も当然ながら四人麻雀で勝負を行います。

四人麻雀を行うのに3名しかいない。
そうなるとゲームを開始することできません。

そこで、ラッキー敗者という制度で、負けたプレイヤーの中からランダムで一名が選ばれ、決勝へと進出します。
(※今回は準決勝なので決勝ですが、二回戦の場合は三回戦になります。)
その際、抽選の対象となるのは直前で負けたプレイヤーになります。

なので一回戦で負けた36名は対象外で、
二回戦まで進んだが決勝に行けなかった9名の中から抽選で選ばれます。

その9名の成績は考慮されません。

・45,000点と脱落者の中で最も高い点数を獲得した。
・普通に負けた。
・ボロボロになって点数がマイナスなった

どういった内容であろうと関係なく抽選になります。

決勝は抽選で選ばれた1名+勝ち抜いた3名でゲームを開始します。
その場合、抽選で選ばれた人が優勝した場合でも獲得賞金には変化なく、大会に規定されている従来通りの賞金を獲得する事ができます。

3-4.同点1位が複数人居た場合

勝ち抜き1名のテーブルで、トップが複数人居た場合は次のラウンドに勧めるプレイヤーが"ランダムで抽選"されます。
ランダムから漏れた場合、そのプレイヤーは敗退となります。
尚、その際に『ラッキー敗者』の抽選に優遇される事もありません。

3-5.賞金と参加人数の確認方法

トーナメント画像2

麻雀トーナメントにおいて賞金や参加人数、勝ち抜き人数などは異なります。
大会によっては抽選で参加費用を全額返金するものも存在します。

これらは大会の『詳細』から確認する事ができます。

『賞金付与の『総額』と『総取り』の違い』

『総取り』とは『優勝者総取り』を意味します。
よって二位以下の賞金は$0になり、一位。優勝者のみが獲得する事ができます。 『賞金総額』の場合、分配方法は大会毎に異なるので、そちらの情報もゲームにログインしてから確認する事ができます。