初心者の方へ 麻雀レート一覧
麻雀レートの種類
麻雀のレートはどういった種類があるのだろう?
例えば1,000点イコール100円の場合、その呼び方をテンピンと呼びます。
「1,000点100円ね。なーんだ。じゃあ5,000円ぐらいで遊べるかな?」
そう簡単に思うのはちょっと待って!!!
麻雀レートはルールや採用オプションにより想定している金額がどんどん膨れ上がるケースが多いです!
ここでは一般的な麻雀レートの説明と、代表的なオプション一覧、そしてそれらを照らし合わせたDORA麻雀でのレート相場を紹介します。
1.麻雀レートはどういものか?
麻雀を行う際レートの存在しないノーレート。最近では健康麻雀とも呼ばれる者を除き、賭け麻雀が存在します。 賭け麻雀を行う際の目安として「1,000点辺り幾らなのか?」をわかっていればどれぐらいの金額が動くレートなのかが判断できます。 また、それらのレートはテンゴ、テンピンなど麻雀用語になっております。 「レートはテンピンで」と言われた際、それが許容できるルールか否かを判断する必要があります。
麻雀レート一覧表
点数/名称 | 1,000点 辺り |
25,000点 (保有点) |
一日遊ぶ 金額目安 |
---|---|---|---|
ノーレート(健康麻雀) | 0円 | 0円 | 0円 |
テンイチ | 10円 | 250円 | 1,000円 |
テンサン | 30円 | 750円 | 3,000円 |
テンゴ | 50円 | 1,250円 | 5,000円 |
テンピン | 100円 | 2,500円 | 10,000円 |
テンリャンピン | 200円 | 5,000円 | 20,000円 |
ウーピン(ゴジュー) | 500円 | 12,500円 | 50,000円 |
デカピン | 1,000円 | 25,000円 | 100,000円 |
デカリャンピン | 2,000円 | 50,000円 | 200,000円 |
賭け麻雀が行われる際のレートは上記の通りです。(※デカリャンピン以上のものは省きます)
1-2.麻雀レートの違法になる金額は? 刑法、法律は?
学生の遊び
『ノーレート(健康麻雀)』『テンイチ』『テンサン』
ほとんどお金が動かないレートなので、気兼ねなく遊べます。
雀荘フリーレート/仲間打ち
『テンゴ』『テンピン』
フリー麻雀で実際に採用されている一般的なレートです。
グレーゾーン
『テンリャンピン』
オプション関係なく、レートそのもので法的に問題のあるレートです。
違法レート
『ウーピン(ゴジュー)』『デカピン』『デカリャンピン』
漫画やアニメで使われる裏マンションで行われる完全違法レート。
そもそも賭け麻雀は日本国で違法ではないのか?
この場合、日本の刑法には以下のように定められています。
刑法第一八五条
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
(常習賭博及び賭博場開張等図利)
また、過去に行われた最高裁判決では以下の答弁が用いられている。
「健康で文化的な勤労の美風を害するばかりでなく、暴行、殺傷、窃盗を誘発する」
とどのつまり、この一文が賭博の是非を判断する箇所になります。
『一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは』
明確に「○○円以上は駄目です」「○○円以下ならオッケーです」といったボーダーラインは引かれていません(重要)
ただ、過去の判例を顧みると1万円未満はセーフ。
1万円を超えるとアウトというのが一つの目安になります。
よってこれを麻雀レートに当てはめた場合『テンピン』以下はセーフ。『ウーピン(ゴジュー)』はアウト。『テンリャンピン』もかなり黒に近いグレーと判断をするのが良いでしょう。
「じゃあテンピンの麻雀レートなら良いんだね」
確かに"それだけ"であれば危険性は低いですが、ちょっと待ってください。
麻雀は色々な"オプション"がルールによって発生します。
そのオプションの積み重ねにより、仮にテンピンであっても1万円を超える、場合によっては3万、5万と予期しない金額に膨れ上がるケースがあります。
もちろんその場合目安となる1万円を超えてしまうので、刑法に触れてしまう可能性は非常に高くなってきます。
2.チップや返しなどレート以外のオプション説明
麻雀レートを把握して一安心と胸を撫で下ろすのはちょっと待った!というのも、従来のレートに加えたオプションの存在が、予想を遥かに上回る金額が動く可能性が秘めています。麻雀は様々なルールがあると同様に、このオプションも様々なオプションが存在します。オプションの数が多いイコール動く金額も大きいと捉えて問題ありません。では、そのオプションルールはどういう条件なのか。また、どういった。
2-1.レートとオプションとルールに注意
「フリー打ちで麻雀はちょっと……」
と思う人が危惧する理由の一つに、麻雀ルールの難解さが挙げられます。
麻雀は点数以外に様々な要素があり、それはゲームをより面白くするため、ギャンブル性をより高めるため、などの目的があります。
テンピンレートで勝負を初めて、オプションが色々ついて動く金額は想定よりも大きくなるなんてことも十分に考えられます。
また、ローカル役有無も初めて打つ人とはルールの確認も必要事項になります。
「三色一通」「紅一点」などのローカルとしっかり認知されている特殊な役はカバーしなくても良いですが「流し満貫」の有無やタンヤオのみで和了ができるか?
役がない状態での鳴きが有効で後付で風牌を鳴くのはありか?(ありありorなしなし)
この辺りは最低限確認しましょう。
また、滅多に目にするものではないが人和は役満かどうか(人和とは子が第一打をツモる前にテンパイし、上がり牌が河に出る役)
九種九牌は? 満貫縛りはあるか? などの確認は必須です。
これらの確認を行った上で、さらに金額に直結する"オプション"がどのようになっているのかの確認も必須になります。
さて、そのオプションとはどういった物があるのかを紹介していきたいと思います。
2-2.代表的な麻雀オプション:「赤ドラ」「赤ドラチップ」
もはや麻雀オプションとして一般的になりつつある「赤ドラ」です。
赤ドラとは主に萬子(マンズ)の5が1枚。筒子(ピンズ)の5が2枚、索子(ソーズ)の5が1枚の合計4枚の5が赤色になっているものです。
店舗によっては5だけでなく、3もドラとして扱うルールもあります。
当然赤ドラが増えれば増えるほどドラの枚数が増えるので点数が上がり、動くお金(点数)がより大きくなります。
では「赤ドラチップ」とはなにか?
赤ドラチップとは、"通常の点数とは別にボーナスチップを支払う"というものになります。
【赤ドラチップが支払われる際の条件】
- ・和了時の赤ドラ(×枚数)
- ・立直一発(ツモ、ロン共に)
- ・海底撈月 読み方:ハイテイラオユエ
- ・河底撈魚 読み方:ホウテイラオユイ
- ・裏ドラ
- ・役満
「赤ドラルールを採用する」と決めた場合、初めに持ち点25,000点(三人麻雀は35,000点)以外に、"全員チップを20枚配られます"(店舗やルールによって枚数に差異があります)。
風(場所)によって色は決まっているわけではないので、チップルールを採用する場合は好きな色を選択しても良いでしょう。
そして予め、このチップを一枚幾らか事前に決めます。
目安としては100円、200円、300円となり、500円はかなり高い金額になり1,000円を超えたら危ない賭場だと判断して良いでしょう。
【チップの受け渡しルール】
ロン和了の場合振り込んだ相手から1枚もらえます。
ツモ和了の場合全員から1枚ずつもらえます。
つまりツモ和了の場合3枚(三人麻雀の場合は2枚)獲得することができます。
賭け麻雀を行う場合もの凄く重要な要素として、麻雀レートとチップの関係性にあります。
例えば代表的なテンピンレートの場合、1,000点=100円です。
子の満貫和了の場合8,000点なので800円。
ここでチップを500円の場合、実質13,000点になります。
子のツモ満貫ならチップ×3枚なので、1,500円。
チップを点数として考えると戦略そのものが大きく変わってきます。
【例:子の満貫和了(テンピンレートチップ500円の場合)】
ロン和了赤ドラ無し: 8,000点(800円)
ロン和了赤ドラ一枚:13,000点(1,300円)
ツモ和了赤ドラ一枚:23,000点(2,300円)
ロン和了赤ドラ二枚:18,000点(1,800円)
ツモ和了赤ドラ二枚:38,000点(3,800円)
子の満貫が38,000点。
赤ドラ2枚のツモ和了が役満を凌駕する点数になるのです。
1,000点の断么九(タンヤオ)が赤ドラ1枚あるだけでロンで6,000点、ツモで16,000点になるのです。
もちろんチップが100円の場合はまた違います。
赤ドラをオマケとして考えるか、チップを集めに行くのかが問われます。
また、赤ドラは従来萬子、筒子、索子各種1枚ずつの合計3枚のものでしたが、今では筒子が2枚採用されているのが一般的になっています。
赤ドラルールを活用する場合、赤の枚数も念の為数えておきましょう。
【役満祝儀】
役満を和了をした際、役満祝儀というのが設けられるケースがあります。
いくら支払うか、どう支払うかはルールによって異なりますが、チップ10枚。ツモの場合は全員から。ロンは振り込んだ人から、というのが一般的ではあります。
チップを採用する場合、役満祝儀はセットとなるケースはやや多いです。
【オールスター】
筒子の赤。萬子の赤。索子の赤。
全ての赤を含んでの和了時、通常はチップが3枚ですがプラス2枚。合計5枚として扱うケースが一般的です。
オールスター自体マイナーなので、採用しているルールは少ないです。
2-3.よくある麻雀オプション:「返し」「役満祝儀」
四人麻雀の場合25,000点スタートでの「30,000返し」
三人麻雀の場合35,000点スタートでの「40,000返し」
これらのルールは一般的になりつつあるオプションルールです。
端的に言えば『全員から5,000点ずつ取り、トップに合計20,000点(三人麻雀の場合15,000点)を分配する』という事になります。
ルール/順位 | 一位 | 二位 | 三位 | 四位 |
---|---|---|---|---|
通常 | 33,000点 +08 |
28,000点 +03 |
25,000点 +00 |
14,000点 -11 |
30,000返し | 33,000点 +23 |
28,000点 -02 |
25,000点 -05 |
14,000点 -16 |
また、30,000返しの特徴として"一位が30,000点以上保有している事"というのが条件になります。
【半荘ルールで30,000返し】
現在のオーソドックスなルールで麻雀を行う場合、何四局のオーラス終了時にトップの点数が30,000点未満の場合精算は行われず西一局に入ります。(※30,000点ちょうどならOK)
西場に突入する際、親を含む誰かが30,000点以上になった瞬間にゲームが終了するのが一般的です。
こちらもルールによっては西場全てをプレイするなどもあるので、事前に確認は必要です。
【役満祝儀】
上記の赤ドラチップを活用しない場合、10,000点を支払うというケースがあります。
こちらも仲間内のルールによるので、必ず事前に確認しましょう。
2-4.たまに見かける麻雀オプション:「ハコ割れ(ドボン)」「やきとり」
【ハコ割れ(ドボン)】
或いはハコ下と呼ぶのは保持点数が0未満になった時の事です。
(※0ちょうどは含まれません)
つまり保持点数25,000点が全て失い、マイナスに突入した際の事です。
ハコ割れ、或いはドボンという名称は、これにペナルティを設ける事を指します。
ハコ割れしたプレイヤーは自分以外全員に10,000点(5,000点)を支払います。
つまり-30,000点以下の場合にさらに追加で-30,000点を支払うという死屍に鞭打つルールになります。
もし二人以上が同時にハコ割れをした場合、ハコ割れした人は順位に問わず支払う事になります。
【やきとり】
ハコ割れを死屍に鞭打つと表現しましたが、この『やきとり』も同様のルールになります。
やきとりを採用する場合、ゲーム前に『やきとりチップ』を配布されます。
やきとりチップは、和了時にひっくり返します。
尚、ひっくり返した後はにわとりの絵等が描かていたりします。
やきとりは上記図のように卓の上にある東南チップを置くスペースの横に設置し、他家からも確認ができるようにします。
半荘(もしくは東風)ルールが終了した際、最後まで和了ができずやきとりチップのままの場合、やきとりのプレイヤーは他家全てに5,000点(ルールによっては10,000点)ずつ支払います。
2-5.無いと言い切れない麻雀オプション:「ウマ」「割れ目」
【ウマ】
麻雀ルールの中である意味一番ベースが存在しないのがこのウマになります。
例えばDORA麻雀で採用されているラス(最下位)がトップに決まった金額を支払うというものや、仲間内で麻雀初心者を同卓してプレイする際、経験者同士で差し馬1,000円などをし、順位に関わらず二人の点数の優劣のみでの金銭をやりとりするなどが挙げられます。
二人でのウマの場合【サシウマ】と呼ばれます。
【割れ目】
サイコロを振った後に山から麻雀牌を取っていきます。
その際、ドラが表示されている山の人が割れ目の対象になります。
ギャンブル好きな人が好む要素で、一般的ではありません。
割れ目というのは"点数が二倍"になります。
子のロンが8,000点の場合16,000点に。親の倍満24,000点の場合48,000点に。
割れ目の特徴として、良い事ばかりではありません!
そして注目が支払い時。
他家にツモられた時の支払い。
子が満貫和了の場合、親は4,000点を支払います。
その際親が割れ目ならば4,000点ではなく倍額の8,000点を支払います。
さらに割れ目が他家に振り込んだ場合も倍額。
子のハネ満12,000点に振り込んだならば24,000点になります。
赤ドラを採用している場合、一般的に赤ドラの支払い枚数への変化はありません。
3.DORA麻雀で採用しているレート
卓情報各種アイコン説明
DORA麻雀のレート表記は「掛け金/保留金」となっております。
四人麻雀の場合25,000点。三人麻雀の場合35,000点が掛け金となります。
保留金から掛け金を引いた差額が"ウマ"になります。
例:3人麻雀紅中山脈『赤』東風$32/$48
35,000点=$32
ウマ(順位)=$16
合計=$48
上記のようになります。
この場合麻雀を行った際に想定した最大負け額が$48になるということです。
点数
35,000点=$32です。 $32÷35,000点で1点辺り"$0.00091428571"となります。 もちろん麻雀に1点など存在しないので、1,000点で表すと数字を1,000倍すれば良いので$0.91となります。
【麻雀点数金額例】
1,000点= $0.91 2,000点= $1.82 4,000点= $3.65 8,000点= $7.31 12,000点=$10.97 16,000点=$14.62 18,000点=$16.45 24,000点=$21.94 32,000点=$29.25 36,000点=$32.91 48,000点=$43.88
ウマ
ウマの金額が$16の場合、四人麻雀三人麻雀でそれぞれ以下のようになります。
四人麻雀
一位:+$16 二位:+$08 三位:-$08 四位:-$16
三人麻雀
一位:+$16 二位:0 三位:-$16
保留金
点数$32とウマ$16を足した合計額になります。 よってここでは$48が保留金になります。 以上の説明を受けた後「掛け金/保留金」の構図「$32/$48」を見れば一段と分かりやすい表記になっているでしょう。
3-1.最高レート卓
ギャンブル好きいらっしゃい!街のフリー打ちでは賭けられないような高額なギャンブルレートを採用しているDORA麻雀の魅力になります。最高レートでは役満キャンペーン時に$1,000に近い金額をいきなり叩き出すこともあります。勝利すれば見返りが大きい分、負けた時の出費は痛いです。自分の資金、財布を考えながら最高レートをお楽しみください。
オメガパンサー
旧卓名:オメガパンサー 英語名:Omega Panther R
『それはあまりにも危ない……』
きっかけは2014年の2月、スタッフが思いつきで高レートを設置したのが全ての始まり
$256/$384
「まさか誰も遊ばないだろう」
そう囁いたのは束の間、あっという間に高レートプレイヤーを魅力にさせたパンサー超えたパンサー。”オメガパンサー”
麻雀の範疇を超えるギャンブルレート。
それは興味本位なのか、吊橋効果なのかはわからない。
とにかく、人はオメガパンサーを求めた。
ギャンブラーの虜になった問題児(豹)
「お客様が喜んでくれるなら良いのかな……」
そんな甘い考えで運営を続けていたが、そのハイレートに一人、二人と脱落者が増え、その危険さ故に運営自ら自己規制を試みた。
2018年でその長い歴史の幕を引いた―――(対応が遅れました)
それからしばらく、運営宛に渇望するメールが届いた件数は少なくない。
「オメガパンサーを再設置してください」
「もっと高いレートで打ちたいです」
多くのお客様に長くDORA麻雀を遊んでほしいコンセプトに大きく反するこの卓の存在に我々運営も日々頭を悩ませていた。
しかし昨今、DORA麻雀のプレイヤーも増え“ソレ”を欲する声も大きくなった事によりついに折れた。
今日(こんにち)。
その禁断の扉が開かれる。
35,000点=$256。千点辺り約790円($1=108円)
最下位から勝者へのウマ、$128……約13,800円。
パンサーで足りぬ猛者共よ、
今こそ、オメガパンサーを解禁する
パンサー
旧卓名:パンサー 英語名:Panther
始まりは2013の6月。
当時DORA麻雀は白熱するギャンブラー達が集い、際限なく高騰し続けるギャンブルレートが次々と生み出されていく歴史を持つ。運営側はその熱に応えるため、次々と高騰するギャンブルレートを排出していく。
旧テーブルにおいて、麻雀卓を全て「山」「岳」の名前で統一してきたDORA麻雀側だが「このギャンブルレートは別格だ」との位置づけを強調するため、初めて全く違う名称が付けられた。 その名をパンサー。独特な名称を用いたものの、そのテーブルルールは至って代わり映えはしない。従来の日本麻雀で、DORA麻雀内で人気の高い三人麻雀東風戦を採用。 しかし変わるのは圧倒的なテーブルレート。従来のフリー打ち(フリー麻雀)の概念さえも吹き飛ばす東風戦$288の保留金は、当初運営側でもプレイヤーが確保できるか半信半疑であったが、ギャンブラー達から圧倒的な人気を誇った。
ウマが$96。日本円にしてついに順位で1万円ほどの金額が動くパンサー卓では保有点数$192の圧倒的金額を誇る。 三人麻雀の基本点数35,000点から換算すると、リーチ棒に使う千点程度で約$5.5。600円前後の破壊的レートを誇る。 現在も開催される役満キャペーンでは場合によっては一撃$800を超える事もあり、過去のルールを適応した際には$1,000を超えキャンペーン開始と同時に終了に陥る不測な事態を招いた事もあった。 金持ちや強者以外近づくことは推奨しないが、それでも人生で一度はその緊迫感を求めパンサーに狩りに試みるのもいいかもしれない。
白板山脈『赤』
旧卓名:九重山 英語名:Paipan
オープン当初に設置されたテーブルの中で最高レートを誇っていたのがこの九重山。 ハイレート麻雀のハイレートとは一体どれぐらいの金額なのだろうか? 漫画やアニメの世界と違い、実際の世界中に広がる麻雀プレイヤーが望むテーブルレートの限界値。それがこの白板山脈『赤』である。 最下位である三位が勝者の一位に渡す金額がずばり$48。日本円でおよそ5,000円ほど。 5,000円のギャンブルが最高レートとはいかに? と首を傾げるギャンブラーも多数存在するのは理解できるが、それが東風戦一回でやりとりが行われるとなれば話しは変わる。
東風戦は、早い。 それも三人麻雀となれば十分で一ゲームが終了し、つまり十分で最低でも5,000円が右から左へと移り変わっていくのだ。 もちろんウマの5,000円だけではない。掛け金は$96とおよそ壱万円。保有点が35,000点であることから、倍に増やしてトップを取った場合。例えば70,000点で一位の場合、$96に加えウマ$48が手に入り15,000円ほどの金額が手に入るのだ! 当初赤ドラが採用されていなかったが、プレイヤーから多くの希望が募り、採用された今では逆に人気の赤ドラ卓のみが残り、白板山脈『赤』(旧:九重山)が居残った。
ちなみに陰毛のないアダルト的な意味に用いられるパイパン。 この語源は麻雀牌の白。(白板)の事である。 日常的に用いられる麻雀用語は数多いが、その筆頭と言われるのがこの白板(パイパン)とも言えるだろう。 DORA麻雀では過去、「山」「岳」を用いる卓名を多く名付けてきたが、リニューアル後はその名残を残したいと思いつつ、麻雀らしさを入れたいとも思い、『白板』+『山脈』と名称されたのだ。 それに赤ドラを採用しているので、名称を「白板山脈『赤』」と新しく名付けられたのだ。
クジャク『赤』
旧卓名:至仏山 英語名:Kujaku
「四人麻雀をもっと大事にしてほしい!」 その多くな声が集まる中、四人麻雀のテーブルでの最高レートがこの至仏山。現クジャク『赤』のテーブルです。 DORA麻雀では他社の麻雀ゲームと異なり、麻雀プレイヤーを募る事が難しいのです。 その理由として、様々なテーブルレートが存在する事が最大の特徴になります。
「四人座るのを待つ」 それだけの事になりますが、例えば先に座っているプレイヤーがイヤな人だったり、「このレートじゃなくてもっと上ならいいんだけどなー」とか「さっさとゲームしたいから三人でいいや」などなど、プレイヤーが卓に座って待ち続ける事が難しいのです。 それも、数多くのレートが存在すればするほどその傾向は高まります。 よって今回卓の変更の際、大幅に一部の卓を削除し、プレイヤーが収集しやすいように整理を行いました。 それでも! やはり四人の高レートを欲するプレイヤーの声もあり、クジャク『赤』テーブルの設置が許可されたのです。
3-2.高レート卓
テンピン(1,000点100円)を超えたテーブルなります。テンピン自体は学生としては高い金額で社会人としては物足りないレートになりますが、ウマがあるDORA麻雀ではなかなか大きめな金額になっています。
緑發山脈『赤』
旧卓名:霧島山 英語名:Ryufa
麻雀のハイレートと言えば? DORA麻雀のハイレートで人気の高い霧島山。新名:緑發山脈『赤』です。 ハイレートと区分される中で最高レートを誇る緑發山脈『赤』では、多くの麻雀ファンが募ります。 一戦参加料$96。円換算するとおよそ壱万円! とてもわかりやすい!
紅中山脈『赤』(旧:トムラウシ山)では物足りない人にうってつけのものが、そのレート二倍になっている緑發山脈『赤』になっています。 三人麻雀の高レート(ハイレートテーブル)は、$0.5/$1から始まり、それが倍々に膨れ上がっているのが法則になっており、これがその終着点に該当します。 これ以上のテーブルを倍々にしてしまえばあまりにも金額が膨れ上がってしまうので、緑發山脈『赤』以上のギャンブルテーブルは刻んでレートが上がっていきます。
スズメ『赤』
旧卓名:赤城山 英語名:Suzume
四人麻雀の高レートスズメ『赤』。四人麻雀で同じレートが存在する唯一のテーブルで、東風戦のスズメ。半荘の三槓子河『赤』の二つのテーブルが存在します。
現状三人麻雀が主軸となっているDORA麻雀として、四人麻雀ファンを獲得したいと試行錯誤している結果になります。 傾向として、全体的に四人麻雀そのものが人気がありませんが、三槓子河と比べてさらにプレイ人数が少ないテーブルになってしまっています。 四人東風自体が人気がなく、どちらかと言えば腰を据えて打てる四人半荘が人気です。 DORA麻雀の中で最も不人気な卓で、一ヶ月で一度も回らない事もあります。 ハイレート四人麻雀のテーブルですが、この卓よりもさらにハイレート、いわゆるギャンブルレートに該当するクジャク『赤』卓も同様に不人気卓になっています。
三槓子河『赤』
旧卓名:信濃 英語名:SanKantsu
麻雀の基本ルールとして採用されている「四人麻雀半荘」卓である。DORA麻雀では四人麻雀半荘を"槓子河"とし、槓子河、二槓子河、そしてこの三槓子河と2019年8月現在では全部で三種類の四人麻雀半荘卓が設置されています。 「麻雀の基本である四人麻雀半荘卓をもっと優遇してくれ」 麻雀ファンから強い要望があり、$2/$4の低レート。$8/$16の中レート。この$32/$64の高レートとそれぞれに設置をしました。
とはいえ実際に四人麻雀自体人が集まりにくく、さらに半荘となれば拘束時間も長い事から不評で、またハイレートも中々立ちにくいという現状に直面しています。 運営側として、もっともっと四人半荘高レートに人気が高まれば、さらに上のレートも検討を行いますが、現状の回転数からすると実装されるのはまだまだ先になります。
とはいえ不人気テーブルといえ、一定数の麻雀ファンが多いのも事実。 よってこのテーブルも長く設置をしていきます。
紅中山脈『赤』
旧卓名:トムラウシ山 英語名:Kohchun
中レートと高レートの境目となっているのがこのトムラウシ山。新卓名紅中山脈『赤』 従来の中レートと大きく違うのは掛け金とウマのレートが1:1の割合でずっと続いていたのが、このテーブルレートより上は2:1の割合になります。 よって中レート以下では「順位を取りに行く麻雀」から「点数を守りに行く麻雀」へと変化します。 とはいえ、順位の比重ももちろん大きいので一概には言えませんが例えば10,000点以上離れているテーブルで「もうトップ狙えないからいいや」とはなりにくくなります。 東風戦一戦にて$48。 5,000円は大きいのではと思うのかもしれないが、それは最下位で0になったケース。 例えば運悪く30,000点で僅差の戦いが続いた場合、ウマよりも掛け金の比重が多いため$48と高額な保留金を賭けた割に、動く金額は以外と少なくなってきます。
『例』
1位:41,000=+$21.48
「順位+$16」+「点数+6,000点×$0.00091428=$5.48」
2位:34,000=- $0.91
「変動無し」+「点数-1,000点×$0.00091428=$0.91」
3位:30,000=-$20.57
「順位-$16」+「点数-5,000点×$0.00091428=$4.57」
※掛け金$32=35,000点なので、1,000点辺り$0.9142(約100円)
よって実際動くのは$15,000点までなら$20~$30と保留金$48に対して小さな金額になっているのも特徴です。 これより上の三人麻雀東風卓は全てこの掛け金とウマが2:1の割合になっています。 お手軽のレートということもあり、ハイレートではかなりの人気を誇るのが紅中山脈になっています。
3-3.中レート(一般レート)卓
主に日本の麻雀プレイヤーが嗜む一般的な中レート。保留金$16~$32と、レートで言うとテンゴ(1,000点50円)に近いテーブル。麻雀はヤキトリやチップ、返しなどルールによって色々乗るが、DORA麻雀ではそれらはないがウマが採用されているので、遊びに適したレートになっています。 毎月行われる役満キャンペーンの対象は中レート以上ですのでDORAでも人気の高いテーブルになっています。
索子山『赤』
旧卓名:阿曽山 英語名:Souz
中レートは$16/$32のテーブルが3つ存在します。 同一レートでありながらテーブルが異なる理由として、当然ルールが異なります。 それぞれ「三人半荘」「四人東風」そしてその中でも圧倒的人気を誇るのが索子山『赤』である「三人東風」の中レートです。 保留金$32と一般的なレートで遊び安いのが特徴です。 このレートは掛け金:ウマの割合が「1:1」になっている中では最高レートに相当します。 点数を守る、点数を取りに行く麻雀でなく、わかりやすく「トップを狙う」「最下位を回避する」そういった二位以上をキープする打ち方が求められる中レートになっています。
二暗子川
旧卓名:雨飾山 英語名:RyanAnkou
実は三人麻雀半荘卓で最高レートの二暗子川。 三人麻雀を得意とする赤無し半荘と実力派の打ちてが好むレートになっていますが、実際には物凄く人気のないテーブルになっています。 運営側の意図として相反する二つの意図があります。 「一通りのテーブルレートを様々なルールで設置する」 「プレイヤーが分散されないように卓を制限する」 よってこれらを考慮した時、不人気テーブルであろうとも、三人赤無し半荘卓の設置は行います。
ヤキトリ『赤』
旧卓名:巻機山 英語名:Yakitori
中レート最高テーブルの四人東風。ヤキトリ『赤』です。 四人麻雀の場合三人麻雀と人数が違うのでウマの配当が異なります。 ヤキトリ『赤』の場合、掛け金$16,ウマ$16の合計$32が保留金となりますがので、ウマは以下の通りです。
『ヤキトリ卓のウマ』
一位:+$16
二位:+$8
三位:-$8
四位:-$16
ウマは四位から一位にだけでなく、三位から二位にもその半分の金額が発生します。 これはヤキトリ『赤』卓が特別なわけでなく、四人麻雀全体がこのルールに則っています。 注意点として、見てわかる通り『一位と二位の差$8』『三位と四位の差$8』とここまでは分かりやすいですが、注目すべきポイントは『二位と三位の差が$16』もあります。四人麻雀なので毎試合トップを狙うのは難しいですが、是非二位以上を狙う麻雀を心がけてみるのが良いでしょう。
筒子山『赤』
旧卓名:横岳 英語名:Pinz
中レートは$16/$32と同じく$8/$16も同一レートで複数卓が存在します。 その中でも一番人気であり、かつ全卓の中でもDORA麻雀で一番人気のテーブルであるのがこの筒子山『赤』(旧卓名横岳)になります。 保留金が小ささで言えば$1などもっと小さいレートも存在しますが、保留金$1の場合$0.5前後、日本円で50円単位のやりとりとなれば流石に賭け麻雀を名乗るには小さすぎる金額。 ある意味この横岳こそ、賭け麻雀を名乗る最低テーブルに該当すると言っても過言ではないだろう。 毎月開催される役満キャンペーンが適応される最低テーブルのレートに該当します。
暗子川
旧卓名:霧ヶ峰 英語名:Ankou
赤無しテーブルの三人半荘卓。実力派が望むであろう当テーブルは人気がなく、プレイヤーが募らない。中レート$8/$16の中で最も人気がないテーブル。卓の追加や削除も日々検討が行われているが、その中で削除する中で第一候補に挙げられる。
二槓子河『赤』
旧卓名:陸奥 英語名:RyanKantsu
$8/$16と中レートの麻雀の中に存在する四人半荘赤有卓。 麻雀ファンの多くが募るルールであり、かつ手頃のレートということもあるのだが、それでも人気がないのが実態となっている。 DORA麻雀の四人麻雀卓の運営の難しさを見る指標とも言えるが、今後プレイヤーが多く集まれば将来的には積極的に稼働するであろうと期待のテーブルレートになっています。
3-4.低レート卓
DORA麻雀に存在する低レートテーブルです。保留金$4以下と円換算すると500円に満たないテーブルです。最下位+保有点数が0点以下になる最大支払い金額が保有金ですので、実際はかなりゆるやかに遊ぶことができます。点数よりも順位における割合が半分近くあるので、低レート麻雀の場合、点数よりも順位を気にする打ち回しが求められます。
萬子山
旧卓名:十勝岳 英語名:Wanz
「三人麻雀」「東風」と三人練習卓同様のルールになっています。DORA麻雀ではこのルールの採用卓は非常に多くなっていて、萬子山は最低レート、三人練習卓のなんと4倍のレート!そう書くと大きく見えますが保留金は$4と日本円で500円に満たない金額で遊べるので低レートと区分けされます。
従来の麻雀ゲームは4人(3人麻雀は3人)揃うと、対局が開始されますが、DORA麻雀ではシステム上、レートを選べる事に加え、対局相手も選べます。打ちたくないプレイヤーを避ける事も可能ですし、逆に誰でも良いので打ちたいと願うプレイヤーは卓に座り続ける事ができます。そんなDORA麻雀の卓システムの中でトップクラスの人気を誇るテーブルになっており、多くのプレイヤーが萬子山を利用しています。やはり保留金$1は安すぎるためあくまで練習で、賭け麻雀と謳うゲームではもしかしたらこのテーブルが最低レートになっているのかもしれません。
槓子河『赤』
旧卓名:大和 英語名:Kantsu
麻雀ファンの希望するテーブル!麻雀のオーソドックスである「四人麻雀」「半荘」「赤有」の3つが備わったレートです。保留金は$4と遊びやすいのも特徴です。
DORA麻雀では勝者のみ場所代を支払う形式になっています。東風は勝利額(総額でなく、増えた金額のみ)から引かれるますが、東風10%に対し半荘はその倍ではなく、15%になっているので遊びやすくなっています。
DORA麻雀には様々なレートが存在するため、プレイヤーが三人集まるよりも四人集まる方が難易度は高くなってしまうため、DORA麻雀では四人麻雀そのものがあまり人気ではありません。それでも四人半荘であればプレイされることも多々あり、四人練習卓よりも積極的に好まれる傾向になります。
四人練習卓
旧卓名:鳥海山 英語名:Renshu-4
四人麻雀で一番安いレート。赤無東風戦で四人麻雀の中で、レートが安い事もあり四人麻雀の中では多くのプレイヤーが募るテーブルです。四人麻雀のウマはラス(四位)が一位に$1に加え、三位が二位にその半分。$0.5が付与されます。持ち点25,000点を考えると、三人練習卓よりも飛びにくく、遊びやすいかもしれません。
四人麻雀を遊びたい!けどどうせなら半荘を!そういうプレイヤーも多いらしく、四人練習卓よりはその上のテーブルが好まれる傾向があり低レートの中では一番人気がありません。
三人練習卓
旧卓名:黒岳 英語名:Renshu-3
三人麻雀の中で一番安いレート。およそ100円である$1で遊べる超お手軽レート。ゲームセンターと同じ$1スタートしますが、DORA麻雀では最下位+保有点数全てを失う最大負け額が保留金になっています。よって$1で遊べるとしても、全部失うことがなく、ながーーく遊べます。ウマが$0.5と点数割合に対しては高いものの、それでも賭け麻雀を名乗るにはとても安い金額になっています。様々なレートがある中、まずはお試しという意味では練習卓に相応しいレートになっています。四人練習卓と比べて、三人の方がプレイヤーが集まりやすいのも特徴です。