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麻雀で使われるポン(鳴き)とは?麻雀初心者向けに解説

麻雀で使われるポン(鳴き)とは?麻雀初心者向けに解説

麻雀におけるポンとは、「鳴き」と呼ばれる方法のひとつです。

特定の条件下で使えるのがこのポンなのですが、麻雀初心者でまだよくわからない!始めたばかりでルールが曖昧、という方も多いでしょう。

今回の記事では、麻雀によく登場するポンについてわかりやすく紹介します。

ポンに関するルールやメリットデメリット、使うタイミングなども解説しています。

ポン以外の鳴きの種類にも簡単に触れていますので、鳴きそのものを知りたい方にも必見です。

麻雀の基本ルールでもあるポンについて理解したい方は、ぜひご一読ください。

本記事は、以下のような内容でお届けします。

・麻雀におけるポンについて

・ポンの使い方やメリット・デメリット

・ポン以外に存在する麻雀の鳴きの種類

・麻雀初心者はポンを使うべきかどうか

オンラインで麻雀が打てるクイーンカジノのレビューも行なっているので、こちらも併せてチェックしてみてください。

麻雀のポンとは

麻雀のポンとは

麻雀におけるポンとは、ほかの人が捨てた牌が自分が持っている対子(同じ牌が2つある状態)と同じものだった場合に宣言できる「鳴き」のひとつです。

宣言する際は「ポン」と発言するだけで宣言可能です。

作りたい役が決まっていたり、早く上がりたい場合は積極的に発言していくのもひとつの手といえるでしょう。

ポンの意味

ポンとは本来漢字で「碰」と表記し、中国では「叩く」や「ぶつかる」などという意味で使われています。

日本ではあまり馴染みのない漢字ですが、石に並を組み合わせたものとなっており、ほとんど見かけることがありません。

ですが、日本人で麻雀を嗜んでいる方のなかには、碰の意味のとおり「〇〇を叩いて上がった」などと表現する方も存在します。

本来の意味を知っておくとより麻雀を楽しめるきっかけにもなるので、ぜひ覚えておきましょう。

麻雀のポンのルール

麻雀のポンのルール

麻雀におけるポンは発言するだけで使える方法ですが、座っているどの人からポンをしたかによってルールが若干異なります

  • ・上家からポンしたとき
  • ・対面からポンしたとき
  • ・下家からポンしたとき

それぞれのルールをチェックしてみましょう。

上家からポンしたとき

上家からポンしたとき

上家(自分から見て左隣の人)からポンしたときは、完成した刻子の一番左側にポンした牌を倒して置きます。

形ができたら、そのまま自分の卓の一番右側に公開するように置けば完成です。

最後に、いらない牌をひとつ捨てましょう。

対面からポンしたとき

対面からポンしたとき

対面(自分から見て目の前の人)からポンした場合は、完成した刻子の真ん中の牌を倒した状態で置きます。

あとは、上家と同様にそのまま自分の卓の一番右側に公開しておけばOKです。

こちらも最後に、必要ない牌を捨てます。

下家からポンしたとき

下家からポンしたとき

最後の下家(自分から見て右隣の人)からポンした場合も、完成した刻子のうち一番右側を倒した状態で置きます。

これまでの上家、対面と同様に、自分の卓の右側に公開してから牌をひとつ捨てれば完成です。

どの牌を倒せばいいかわからなくなったら、「自分から見てどの位置の人からポンしたか」で判断するとわかりやすいです。

麻雀のポンは早くあがれるのが最大のメリット!

麻雀のポンは早くあがれるのが最大のメリット!

麻雀でポンを使うのは、早くあがれる可能性が高まるのが最大のメリットだといえます。

麻雀は基本的に4面子と1雀頭なので、どれだけ早く役をそろえてあがるかが最重要だといっても過言ではありません。

その役が簡単にひとつ作れてしまうことからも、ポンはあがりを早くしたい場合に有意義な方法となりえるでしょう。

捨て牌を活用することから役が作りやすいメリットも

麻雀は鳴きを使用しない場合、基本的に山からツモで牌を引くことになります。

相手の捨て牌を利用することで役が作りやすいのはもちろん、ツモで引くとなると4つ中3つの牌を自力で引かなければなりません。

それだけ刻子にするのは簡単なことではないため、役を早く作りたい場合にポンを活用していくのは正しい戦法のひとつだといえます。

麻雀のポンを使う最大のデメリットはリーチ不可になること

麻雀のポンを使う最大のデメリットはリーチ不可になること

麻雀のポンに関するメリットを紹介しましたが、逆にデメリットも存在します。

最大のデメリットはなんといっても、「リーチが使えなくなる」ことだといえるでしょう。

役が付かなくても、リーチすればあがれるのが麻雀の基本ですが、ポンを含む鳴きを使うと、役を付けなければあがれなくなってしまいます。

役なしで終了してしまった場合チョンボとなるデメリットも含め、リーチ不可になるのは十分に留意しておく必要があるといえます。

リーチ不可により裏ドラ・一発も無くなる

リーチができなくなるということは、必然的に裏ドラや一発も起きなくなってしまいます。

裏ドラは大体3回に1度乗るくらいの計算にもなるため、裏ドラ狙いでの立ち回りをしている場合は安易に鳴かないようにする必要があります。

リーチをかけて1巡目であがれば一発が乗りますが、ポンするとそもそもリーチができなくなるため、一発も乗りません。

ほかの人のリーチ時にポンすることで一発を消せる「一発消し」という戦法もありますが、鳴いた本人も一発は起きなくなる点は理解しておきましょう。

相手に手の内がバレやすいデメリットも

ポンを使って刻子を公開すると、単純にほかの人へ手の内を公開することとなります。

刻子になっている牌が見れるということは、「何を狙っているのか読みやすくなる」というデメリットがついてきてしまう、ということです。

メリットのところで早くあがれる点を紹介しましたが、逆にあがりを防がれてしまうというデメリットにもつながりやすい点は留意しておきましょう。

麻雀のポンを使うタイミング

麻雀のポンを使うタイミング

麻雀でポンを使うタイミングは、「攻め込んでしまいたい」と考えたときです。

メリットでも紹介しましたが、ポンを使うことでスピード勝負に持ち込めるぶん、手の内が読まれやすくなったり、安全牌が少なくなることで守りが薄くなったりします。

より早く勝負を決めてしまいたいときに、守りを捨てて鳴くのが効果的なタイミングのひとつです。

また、ポンをするタイミングで適切なのは「高い役が作れそう」と判断したときです。

ポンを使うことで役を作らないとあがれなくなるため、高い役が作れると判断したタイミングで鳴くのが効果的だといえるでしょう。

麻雀のポン以外に使える鳴きの種類

麻雀のポン以外に使える鳴きの種類

麻雀にはポン以外にも使える鳴きが存在します。

  • ・チー
  • ・カン

ポンとはまた違ったルールで使っていくことになる、こちらの2つも簡単に紹介します。

鳴き方はすべて覚えておいた方が便利なので、ポン以外もチェックしておきましょう。

チー

チーはポンと似た内容で、ほかの人の捨て牌をもらって自分の牌にしますが、いくつかルールが存在します。

  • ・ポンはどのプレイヤーからもできるが、チーは上家からのみ
  • ・ポンは同じ牌3つなのに対し、チーは連続する数字で順子を作るときに使う
  • ・ほかの人がポン・カンを鳴いた場合、そちらが優先される
  • ・チーしたあとは下家へ順番がうつる

このように、同じ鳴きでも内容はかなり異なることがわかります。

ポンとはまた違った使いどころのある鳴き方なので、チーも覚えておくとよいでしょう。

カン

カンは同じ牌を4つ使用して槓子を作るときに使用する鳴き方です。

カンには暗槓(アンカン)と明槓(ミンカン)がありますが、暗槓は自らツモってきた牌に対して成立するもので鳴き扱いにはならないため、ここでは明槓を紹介します。

すでに同じ牌が3つある(暗刻)ときに、ほかの人が捨てた同一の牌に対して鳴くのが明槓です。

明槓にはさらに2つの種類があり、手牌に暗子がある状態でほかの人の捨て牌に対して使うと「大明槓(ダイミンカン)」、ポンして卓に置いている明刻に付け加えることを「加槓(カカン)」といいます。

カンはどの位置に座っている人に対しても使用でき、チーよりも優先して処理される鳴き方なので、こちらもおさえておきましょう。

【麻雀初心者向け】麻雀・ポンに関するよくある質問

【麻雀初心者向け】麻雀・ポンに関するよくある質問

麻雀初心者の方がよく抱く疑問や質問を最後にまとめてみました。

気になる疑問・質問があれば、ぜひチェックしてみてください!

麻雀ではポンやチーはしない方がいい?

結論、麻雀初心者の段階ではあまりポン・チーはしない方がよいといえます

デメリットのところでも解説しているとおり、ポン・チーなどの鳴きを宣言すると、リーチができなくなってしまい、基本役がほとんど使えなくなってしまうから、というのが理由です。

ですが、麻雀に少し慣れてくると「早く上がった方がいい」場面や「特定の役が作れそう」といった場面に遭遇することもあります。

その際は、積極的に鳴いて役を完成させに持っていくのが効果的です。

麻雀に慣れていないうちは無暗に鳴かない、を鉄則にするのがおすすめです。

麻雀でポンを使ったときの上がり方は?

ポンを使ったときのあがり方は「鳴き禁止ではない役を作る」これだけです。

鳴きを宣言した時点でリーチ役はすべて使用できず、平和や一盃口、七対子といった一部の「鳴き禁止」役も使用できなくなります。

三色同順や混一色のように、鳴きOKの役でも点数が下がってしまうものもあるため、安易に安い手であがらないようにするのも意識しておきましょう。

まずは役の形を覚え、どの形ならポンを使っていてもあがれるのか覚えることが大切です。

麻雀に出てくるロンとは?鳴きとは違うの?

ロンもポンやチーと雰囲気が似ていますが、こちらは鳴きではなくあがり方の一種です。

麻雀には基本的に「ツモ」と「ロン」というあがり方がありますが、自分で山から引いてきた牌であがることを「ツモ」、相手が捨てた牌であがることを「ロン」といいます。

どちらも条件を満たした際に、鳴きと同じようにほかの人へ向けて宣言することで成立する方法となります。

麻雀には絶対に必要な内容なので、ロンだけではなくツモも覚えておくようにしましょう。

まとめ丨ポンをうまく使って麻雀を有利に進めてみよう

 

ポンという「鳴き」は、麻雀の戦術で基礎的、かつ多彩に使える方法です。

基本的には無暗に使用せず、「早く上がりたい場面」や「役が作れそうな場面」で使用するのがベストなタイミングだといえます。

また、「相手のリーチから一発を消す」ために使用することや、そもそも自分の欲しい牌が「引かなくても手に入る」というメリットもあります。

リーチができなくなったり、手の内を読まれやすくなったりするデメリットもありますが、うまく使えば幅広い戦術で立ち回れるようになるでしょう。

麻雀でポンを活かして、より強い役であがれるように挑戦してみてください。