ポーカーの確率を徹底解説！各種役の確率やツールもご紹介！

プロポーカーはオンラインカジノやランドカジノが流行っているアメリカのような国では子供がなりたい職業ランキング上位に入り込みます。

ポーカーといえば、「カード運で勝ち負けが決まる」「ブラフで心理戦に持ち込み、どうにか勝つ」このようなゲームと感じている人が多いでしょう。

実際は見えているカードの数字や柄から、自分が勝てる確率を読み取り、正しく盤面を理解できた人が負けないギャンブルです。

勝てる確率が高いときは勝負に出て、勝てる確率が低いときはしっかりと降りれるとき、ポーカーの上級者といえます。

つまりテキサスホールデムで勝つには、各盤面での正しい確率を知る必要があります。勝率を知ることがポーカーで勝つ近道です。

今回はそれぞれの役の出現率、スターティングハンドの勝率、ゲーム中に狙ったカードが引ける確率などテキサスホールデムの基礎的な確率をご紹介します。

基礎を理解してテキサスホールデムの実力をアップしていきましょう。

ポーカーの役確率一覧

ここからはポーカーの役成立確率について紹介します。

役名	リバーまでに 成立確率	フロップで 成立確率
ロイヤルストレートフラッシュ	約0.0032％	約0.00015％
ストレートフラッシュ	約0.027％	約0.0013％
フォーカード	約0.16％	約0.024％
フルハウス	約2.6％	約0.14％
フラッシュ	約3.25％	約0.19％
ストレート	約4.62％	約0.39％
スリーカード	約4.83％	約2.11%
ツーペア	約23.5％	約4.75％
ワンペア	約43.8％	約32.43％
ハイカード	約17.41％	約50.11%

ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュはポーカーにおける最強の役です。

形は10.J.Q.K.Aをスーテッド(絵柄)で揃えます。ハートダイヤスペードクラブでそれぞれ一種類、合わせて4通りしかない激レアな役です。

 5枚での成立確率はなんと0.0032%です。

ロイヤルストレートフラッシュが成立したら人生を賭けてそのゲームに挑みましょう。1番強い役なので負けることはありません。

ストレートフラッシュ

 

ストレートフラッシュはロイヤルストレートフラッシュの下位互換で、同じ絵柄のストレートであることが条件です。

名前の通りストレートとフラッシュの複合役で、36通りあります。

4.5.6.7や10.J.Q.Kのような、ストレートがあと1枚で揃う状態(オープンエンドストレートドロー)であれば、十分勝利を狙えます。

フォーカード(クワッズ)

フォーカードは別名フォーオブアカインドやクワッズと呼ばれていて、その名の通り4枚同じカードを集めることが条件です。

フォーカードが成立するには、7枚中、4枚は同じ数字である必要があります。

手札2枚が同じときは共通カードに2枚同じカードが必要。共通カードが3枚同じで、そのカードを持っていたときにフォーカードが成立します。

フォーカードより上位の役は成立しにくいので、フォーカードが揃ったときは、大きくベットしましょう。

万が一、共通カードに同じ柄の数字が出ている場合、全員がフォーカードを成立させています。

成立した役が同じ強さのとき、ハイカード勝負になります。ハイカードとは役で使っていないカードのことです。フォーカードで使ってないカードの強さで勝負が決まります。

フルハウス

フルハウスは非常に読みにくく強い役です。形はどれでもいいので3枚と2枚で5枚揃えます。

スリーカードとワンペアといえばわかりやすいかもしれません。役成立確率は2.6％です。

確率としては比較的低いですがボードにペアが1つ以上あった場合常に警戒が必要な役です。

フルハウスを複数人成立させていた場合、3枚揃えた数字によって強さを決めます。

フラッシュ

フラッシュは同じ絵柄で5枚揃える役です。

フラッシュはフルハウスと確率が近い役です。フラッシュも他の役と同様に、複数人がフラッシュを成立させているときは、持っている数字が1番強い人が勝ちです。

ストレート

ストレートは数字が5枚連続していれば役が成立しています。

10.J.Q.K.Aという例外を除いてＡと2が続いて役を作ることができません。

役が成立する確率は4.62%です。ストレートは手札と共通ガードが4.5.6.7といった両面待ち(オープンエンドストレートドロー)になるとアウツ(引いたら勝てるというカード)が非常に多くなって、大きな利益を生み出すチャンスとなります。

スリーカード

スリーカードは同じ数字が3枚揃う役です。別名はスリーオブアカインドやトリップスとも呼ばれています。出現率は5枚で4.83%です。

手札と共通カードでスリーカードができたら、自分はフルハウスに発展できるか考えましょう。自分の手札でスリーカードやフルハウスが狙えるときは相手も狙っている可能性が高いです。

ツーペア

ペアが2組できる役です。ツーペアが自分の役で成立しているときは、フルハウスへの発展と、相手のフルハウスを警戒しましょう。

ワンペア

ワンペアは同じカードが2枚揃ったら完成です。

出現確率は5枚で43.8％で、7枚では48.74％となっています。成立する役の中では最弱の部類ですが、ほかの役は確率からも成立するのは難しいです。

ワンペアが成立したときは、ツーペアやスリーカードを狙っていきましょう。

ハイカード(ノーペア)

ハイカードは役が成立しなかったことを指します。全プレイヤーがハイカードであった場合、1番強いカードを持っている人の勝ちになります。

また、役が成立しなかったカードのこともハイカードと呼びます。最終的にプレイヤー同士が同じ役を成立させていた場合、ハイカード勝負になります。

役が成立しなかったカードを比較して、強いカードを持っているプレイヤーが勝ちです。

【確率計算方法】テキサスホールデムポーカーとは

テキサスホールデムとはプレイヤーに配られるカード2枚と共通カード5枚で役を作るポーカーです。

特にアメリカで主流のポーカーとなっています。

また、YouTubeの「世界のヨコサワ」チャンネルで、日本人のヨコサワさんがテキサスホールデムポーカーを日本に広めようとしています。

テキサスホールデムの役の強さはほかのポーカーと一緒です。ロイヤルストレートフラッシュが1番強く、ハイカードが1番弱いです。

テキサスポーカーのルールと流れ解説

テキサスホールデムは4回賭けるチャンスと降りるチャンスがあります。

テキサスホールデムの簡単なゲーム手順

1. 各プレイヤーには2枚のコードが配られる
2. プリフロップ(共通カードは0枚)賭ける時間
3. 共通カード3枚がテーブルにセット
4. フロップ(共通カード3枚)賭ける時間
5. 共通カード4枚目がテーブルにセット
6. ターン(共通カード4枚目)賭ける時間
7. 共通カード5枚目がテーブルにセット
8. リバー(共通カード5枚目)賭ける時間

ほかのプレイヤーが途中で全員降りれば、その時点で自分の勝ちが確定します。

オールインしたときは、次に賭ける時間がなくなり、一気にカードをセットし、フルオープンしたときに1番役が強い人がポットを総取りです。

ポーカーの役が成立する計算方法

ここでは、簡単な役が成立する計算方法について紹介します。

だいたいの計算方法を理解して、実践で使いこなしましょう。

2598960通りの組み合わせがあるので、そこから自分の求めている役の組み合わせでわると確率がでます。

仮に、ロイヤルストレートフラッシュの確率を計算したい場合、全体で4通りしかないため、下記の計算式になります。

最初の2枚！スターティングハンドの組み合わせ確率と勝率

ハンド名（種類）	確率
ポケットハンド	6％
スーテッド	約24％
コネクター	約12％
プレミアハンド	【ポケット】 0.453% 【スーテッド】 1.21%

スターティングハンドとは最初にプレイヤーに配られるカードのことです。

最初の2枚のカードでは役が完成しません。しかし、この時点で勝負に出るのか、出れないのかを、確率で判断できます。

カードは全部で52枚あります。52枚のカードから2枚のカードがプレイヤーに配られますが、その組み合わせは52×51=1326通り。

最初にプレイヤーへ2枚のカードを配る盤面をフリフロップといいます。

プリフロップではまだ役が完成していません。しかしこの時点である程度は勝率が決まっており、どの組み合わせなら勝負するか、降りるのか決めておくのがよいです。

ポケットハンドになる確率

ポケットハンドとは、自分の手札カードが同じ数字であることです。

どのカードも同じ数字が4枚あります。全部で52枚のカードから4枚のカードを引く確率は6%です。

ワンペアが最初から揃っている手札は強いです。共通カード次第では、スリーカードやフルハウスに発展できます。

スーテッドになる確率

スーテッドとは同じ柄のカードが2枚、手に入ることです。

52枚のうち、12枚ずつ同じ柄があります。プレーする人数にもよりますが、約24%の確率で揃います。

スーテッドが初手に揃うと、フラッシュを視野に戦えます。フラッシュは強い役なので、積極的に狙いたいです。

コネクターになる確率

コネクターとは「5」と「6」のように1つ違いの数字が揃っていることです。

さらに柄も揃っているときはスーテッドコネクターといいます。

コネクターが揃う確率は約12%です。スーテッドコネクターが揃う確率は約4%になります。

手札がコネクターのときはストレートやストレートフラッシュが狙えます。

プレミアハンドの来る確率

プレミアハンドとは、勝率の高いスターティングハンドであるAAやKK、AKsなどの事を言います。

AA・KKなどのポケットハンドが来る確率は、各0.453%で、AKsなどの特定の組み合わせが来る確率は1.21%です。

それを踏まえて、JJ以上のポケットハンドが来る確率は1.812%、Ax（少なくとも一枚はAがハンドに来る）の確率は約15％です。

上の表で勝率上位10位以内のAJs以上の勝率のハンドが来る確率は、8.315%です。9回ゲームをすれば勝率10位以内のハンドが自分に配られる計算になりますが、それは相手も同じであることを覚えておきましょう。

QQでレイズしてリレイズオールインされてAAに負けるということは起こり得ることです。人数とポジションなどから相手のハンドを予測し、被害を最小に抑える立ち回りができるように心がけましょう。

スターティングハンドの組み合わせ確率一覧表

下記表は6人でテキサスホールデムをプレイしたときの全ての組み合わせ勝率です。

A2sのsはスーテットといって、ハートやダイヤなどの柄が同じ、A2oのoはオフスートといい、違う柄を意味します。

下記の表はカードが揃う確率ではありません。そのカードで勝てる確率です。また、人数が減るほど勝率は高くなり、2人での対戦時（ヘッズアップ）の際のAAの勝率は約85%にもなります。この確率から、プリフロップ時に降りるのか判断します。

勝率から、どの組み合わせなら降りるのか、大体決めておきましょう。

盤面で使い方整理！

ここでは、盤面によって、どっちの勝率が高いのかチャックしましょう。

勝率の高さによってベットすべきなのかフォールドすべきなのか判断がつきます。

上記表の使い方をマスターしましょう。

自分の勝率	自分のハンド	相手のハンド	相手の勝率	詳細
31.1%			43.0%	相手のハンドに勝つには最低でもAのワンペアが必要
30.0%			18.7%	相手が1つ大きい数字を持っていてもポケットは強い
17.3%			30.0%	ポケットは強い。数字のでかい方が勝率は高い
22.3%			19.5%	純粋に数の大きいカードの勝率が高い
26.6%			15.4%	連続のアンダー数字よりポケットが強い
26.6%			24.7%	オーバーのスーテッドよりもポケットが強い
11.7%			15.4%	合計数が多い方が強い
16.0%			15.4%	スーテッドになると勝率が上がる
33.6%			31.1%	JJまでのポケットは相手がポケットでないかぎり勝ちやすい
19.5%			15.4%	数字の大きいカードが勝ちやすい

ポーカーを始める前に覚えよう！ポーカー用語まとめ

初心者向けにテキサスホールデムの用語を解説していきます。

ポーカーをする際に覚えておくべき用語をピックアップ。テキサスホールデムをこれから楽しもうとしている人は少しでも用語を覚えるのに参考にしてください。

テキサスホールデム用語一覧

• アウツ･･････役を完成させるために必要なカード
• アクション･･････ベットやコール、レイズ、リレイズをすること
• アンティ･･････参加者全員がゲーム毎に払う参加費
• インサイドストレートドロー･･････5.6.7.9といった、中にあと1枚カードが来ればストレートが完成する状況
• オフスート･･････手札の2枚が違う絵柄
• オープンエンドストレートドロー･･････5.6.7.8といった、両サイドどちらかにカードが来ればストレートが完成する状況
• オールイン･･････持っているチップを全て賭けること
• オッズ･･････勝率と勝った時に得られるチップの割合
• キッカー･･････相手と自分が同じ役の時に、どっちが上か判断するためのカード。役と同じで2が最弱でＡが最強。
• コネクター･･････手札が5.6や2.3といった繋がったカード
• コミュニティカード･･････共用で使用される5枚のカード。ボードカードともいう
• コール･･････相手がベットした額に合わせてチップを賭けること
• スモールブラインド･･････ポジションの1つ。ボタンの左側
• スーテッド･･････同じ絵柄の手札
• ターン･･････4枚目に出てくるカード
• チェック･･････チップを出さず順番を回すこと
• テル･･････賭け方や手癖などゲーム中にやってしまう癖の総称
• ディーラー･･････カードを配る人、もしくは親を指す。
• ドローハンド･･････いいカードが来れば勝てる手札
• ナッツ･･････そのボードにおける最強の手札。確実に勝てる状況
• ヒット･･････手札とボードが噛み合うこと
• フォールド･･････相手のベットに乗らずにゲームを降りる事
• フロップ･･････最初に出る3枚の共通カード
• フラッシュドロー･･････あと1枚でフラッシュが完成する状況
• ポケット･･････手札のカード
• ポット･･････プレイヤーがベットしたチップの合計。勝ったときに貰える金額
• リバー･･････5枚目の共通カード
• レイズ･･････掛け金を上げる賭け方

【上級者向け】ポーカーのプレイ中に考えるべき確率

テキサスホールデムは4回のアクションターンがあります。

それぞれ、盤面を読み取って賭けるのか、降りるのかを判断します。

次に紹介するのは、各盤面で勝率があるのかを解説します。中級者から上級者向けの内容です。

上級者を目指している人は参考にしてください。

盤面	成立役	ハンド状況 共通カードも含めて	確率
フロップ	スリーカード	バラのカード	1.3％
フロップ	スリーカード フォーカード	ポケット	11.8％
フロップ	フルハウス	ポケット	1％
フロップ	フラッシュ	スーテッド （同じ柄）	0.84％
フロップ	フラッシュドロー （フラッシュ完成まで1枚）	スーテッド	10.9％
フロップ	ストレート	コネクター （1桁違い）	1.31%
フロップ	ストレートガットショット （ストレート完成まで間の数字1枚）	コネクター	16.82％
フロップ	オープンエンドストレートドロー （ストレート完成まで端1枚）	コネクター	9.06％
ターン	ワンペア	バラの数字	12.8％
ターン	スリーカード	ポケット	4.3％
ターン	フルハウス	ツーペア	8.5％
ターン	フォーカード	スリーカード	2.1％
ターン	フラッシュ	フラッシュドロー	19.1％
ターン	ストレート	ストレートガットショット	8.5％
ターン	ストレート	オープンエンドストレートドロー	17％
リバー	ワンペア	バラの数字	13％
リバー	スリーカード	ワンペア	4.3％
リバー	フルハウス	ツーペア	8.5％
リバー	フォーカード	スリーカード	2.2％
リバー	フラッシュ	フラッシュドロー	19.6％
リバー	ストレート	ストレートガットショット	8.7％
リバー	ストレート	オープンエンドストレートドロー	17.4％

下記で紹介している状況は、特に覚えておいた方がよい確率です。

リバー(共通カード５枚)でワンペアになる確率

手札と共通カード5枚でワンペアを作る確率は24％です。

最初の手札でAとKを持っているとします。ワンペア作るにはアウツ(役を完成させるカード)がAとKが合計6枚存在します。

1枚のカードを引く確率が1分の52であるため約2％です。

これらを考慮して、6枚のアウツを1回で引く確率は

2％×6枚＝12％

カードを引ける回数はターンとリバーの2回あります。

12％×2回＝24％

ワンペアは24％の確率で成立します。

フロップ(共通カード3枚)でワンペアになる確率

手札と共通カード3枚の時点でワンペアになる確率は32％です。

値の大きさから、最低でも相手はワンペアは持っていると予想して勝負を挑む必要があります。

自分の手札と共通カードでワンペアができているときは、相手に気づかれにくいです。

しかし、共通カード内でワンペアが完成していると、相手はワンペア以上を簡単に揃えてきます。

どのような役が完成しそうなのかを想像しながらプレイしましょう。

フロップ(共通カード3枚)でツーペアになる確率

手札が2枚と共通カード3枚で、ツーペアになる確率は約2％です。

手札と共通カードの5枚中ペアが2組できるため、自分は役がいいと強気に出たくなるでしょう。このようなときは相手も手札が良いと警戒すべきです。

フロップの時点でツーペアが完成している場合、フルハウスを見越して、降りる必要はないです。相手の様子を伺いましょう。

フロップ(共通カード3枚)でツーペアからフルハウス以上になる確率

手札と共通カードでツーペアが完成している場合、残り2回の共通カードでアウツを引く必要があります。ツーペアからフルハウス以上になるのは16％です。

フルハウスになるためにはツーペアの数字をもう1枚引く確率を計算します。

カード1枚を引く確率は2％、アウツは4枚あるため、

2％×4枚＝8％

カードを引く回数はリバーとターンの2回あります。

8％×2回＝16％

確率の値からも、フロップ時にツーペアが確定している場合、フルハウスに発展することを見越して降りる必要はありません。

ポットを増やす行為をしたり、相手の様子をうかがったりと、余裕のある立ち周りが可能です。

ミドルコネクター(連続した数字2枚)からフロップでストレートになる確率

手札の2枚が連続した数字であれば、ストレートのチャンスがあります。

フロップ(共通カードが3枚)のときに、ストレートが揃う確率は1.3％です。

共通カード3枚でストレートを完成させるには、手札カードの隣数字3枚分からストレートになるよう、カードを引く必要があります。

確率の値からもフロップ時にストレートが揃うのは難しいです。

ストレートがあと1枚で揃う状態についても確率を確認してみましょう。

オープンエンドからストレートになる確率

7，8，9，10のように4枚のカードがすべて連続して、ストレートが後1枚で揃う状態をオープンエンドといいます。この形が完成する確率は9％です。フロップでオープンエンドが出来た場合、リバーまでに、ストレートとなる確率は約31.5%です。

ガットショットからストレートになる確率

次は3，4，6，7のようにどこか1つ間が抜けている状態をガットショットといいます。ガットショットの形が完成する確率は約16.8％です。フロップでガットショットが出来た場合、リバーまでに、ストレートとなる確率は約16.5%です。

ストレートがリーチになる形はカットショットの方が、揃いやすいです。

しかし、アウツ枚数が圧倒的にオープンエンドの方が多いです。残り2枚でストレートを完成させることができれば、かなり強い手でしょう。

スーテッド(同じ柄2枚)がフラッシュになる確率

ハンドの柄が同じときはフラッシュを狙いましょう。スーテッドでフラッシュになる確率は12％です。

共通カードで同じ柄がでたときは、フラッシュを警戒します。

相手の賭け方や表情で、フラッシュになっているのか予想。フラッシュ対決になると、フラッシュでできたカード内で一番強いカードを持っている人が勝ちになります。

AやK当たりを含めたフラッシュが完成したら、勝負にいきましょう。

フラッシュドローがフラッシュになる確率

フラッシュドローとはフラッシュが後1枚で完成する形です。

フロップ時のフラッシュドローからフラッシュが完成する確率は36％です。

フラッシュドローまで手が揃えば、リバーまでで完成する可能性が高いです。

ポケットペア(手札2枚のペア)が最後までにスリーカードやフォーカードになる確率

スリーカードになる確率は8％です。フォーカードは2％です。

スリーカードはターンとリバーの2回でアウツを1枚引き当てる必要があります。

また、フォーカードを完成させるには、2回で2回とも必要なカードを引きます。

ポケットペア(手札2枚のペア)がフロップにスリーカードやフォーカードになる確率

ポケットペアになれば、スリーカードやフォーカードを狙いにいきたいと感じます。

しっかりと完成する確率を覚えておけば、勝負に行く時と降りるときの判断がつきやすいです。

手札の2枚と共通カード3枚でスリーカードになる確率は12％、フォーカードになる確率は0.2％です。

スリーカードは12％の確率でフロップ時に役が完成します。ポケットペアを持っている場合、フロップまでは確認する人が多いです。

セットオーバーセット(SOS)になる確率

セットオーバーセット(SOS)とは、スリーカード同士で数字が負けてしまうことです。負けている側からすると、ポケットハンドからスリーカードが揃い、勝ちを確信して大きくベットしてしまうことが多いです。この確率は約1%でほとんど起こりませんが、十分注意しましょう。

ポケットの時にオーバーカードがでる確率

ポケットのハンド	リバーまでに出る確率	フロップで出る確率
44	99.99％	99.39％
55	99.91％	98.14％
66	99.6％	95.84％
77	98.76％	92.14％
88	96.9％	86.73％
99	93.27％	79.29％
TT	86.87％	69.47％
JJ	76.31％	56.6％
QQ	59.85％	41.43％
KK	35.3％	22.55％

オーバーハンドとは、その数字よりも大きい数字を指しています。

オーバーハンドによって、相手が自分よりも強い役を持てることを指しています。

ポケットは強いですが、44や55のポケットよりも強い数字の出る確率は99％であるため、相手のベット方法を見て役成立の除苦境を判断しましょう。

ポーカーで稼げるおすすめのオンラインカジノ

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ポーカーの確率計算に便利なソフトを紹介！

テキサスホールデムは確率が分かっていないと、勝負に出るべきか、降りるべきか正しい判断が難しいです。

「テキサスホールデムがしたいけど、確率がおぼえられない」このように感じている人がたくさんいらっしゃいます。

確率は覚えた方が良いですが、覚えられない人のために計算ソフトをご紹介します。

また、ポーカーの計算ツールは日本語対応している物が少なくほとんどが英語表記のソフトです。

今回はその中でも無料であったり使いやすいものをピックアップして紹介します。

equilab

equilab特定の手札や一定の範囲の手札におけるエクイティ(どのくらいで勝ててどのくらい回収できるかの数値)を教えてくれるツールです。

いろいろなフィルターをかけることで特定の場面におけるエクイティ計算も可能で使い慣れればかなり有用な機能がそろっています。

価格も無料なのですが、公式サイトではオンラインでプレイ中に使用するのは禁止しているので、練習のときに使用しましょう。

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pro poker tools

pro poker toolsは、ブラウザ上で使える計算ツールで、無料で使用することが出来ます。

今回ご紹介していない、オハマやスタッド、ラズといった他のルールのポーカーでも使用できます。無料版ではヘッズアップ(1体1)のシミュレーションしかできないです。

一応「odds oracle」という有料版も販売されているので、もし興味がある人は一回試してみてください。

odds calculator for poker

odds calculator for pokerはスマホのアプリにもなっているツールです。

最大10ハンドまで同時にどのくらいの確率で勝てるのかを確認出来ます。

ゲーム後に自分のプレイが正しかったか確認することも可能。ポーカーの勉強に役立つツールです。

非常に使い勝手もいいしすぐに入手できるので、用途はともあれおすすめのツールです。

今すぐodds calculator for pokerを試す

ポーカーの確率でよくある質問

さて最後に、ポーカーの確率でよくある質問を少しまとめてみました。低確率のめったに起こらないこともありますが、頭の片隅に入れておきましょう。 

ロイヤルストレートフラッシュがでる確率は？

ロイヤルストレートフラッシュが揃う可能性は、0.0032%です。脅威的な確率に思えますが、約313回に1度は揃う確率ですので、毎日プレイしていればそのうち見ることが出来ると思います。

是非ともショーダウンして他のプレイヤーを驚かせたいと思うところですが、プレイが終わるまでは自分のハンドについて必要以上に話さないのがマナーです。

また、一緒にプレイしている友達だけに見せるなどの行為もショーワンショーオールに反しておりNGです。注意しましょう。

AKがヒットする確率は？

AKのヘッズアップでの勝率は約65.4%ですが、フロップでAかKのワンペアになる確率は約30%です。約30%の確率でヒットするということですが、これは他のハンドでも同じです。

ちなみに、ポケットハンドが相手の場合でも、約48%で勝てるので、自分がAKの場合は、とにかくヘッズアップに持ち込む事と、相手のツーペアやスリーカードを意識しましょう。

AAが負ける確率は？

AAが勝てる確率はプレイ人数6人の場合、49.2%です。つまり50%以上の確率で負けてしまいます。

AAは最強のハンドですが人数が多くなると勝率は落ちてしまいます。 ヘッズアップの場合の勝率は約85%のため、とにかくヘッズアップに持ち込むようにプレイし、フラッシュ・ストレートには注意しましょう。

スーテッドコネクターはプリフロップの時点で降りさせるようにプレイし、ボードと相手のアクション次第では、AAでも降りる勇気が必要です。

まとめ｜ポーカーの確率を把握し楽しくオンラインカジノで遊ぼう！

今回はポーカー（テキサスホールデム）における確率について紹介しました。

ポーカーは確率などの数値を考慮し考えながらプレイしないとゲームに勝てず、搾取され続けることになりかねません。

逆をいえば、確立などの数値を考えながらプレイするスタイルを身につければ初心者プレイヤーでも勝てるゲームといえるでしょう。

ぜひ、ポーカーの確率をマスターし、考えながら楽しくポーカーをプレイしましょう！

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