

「ポンツーン」はカジノで遊べるトランプゲームで、オンラインカジノでもプレイ可能です。
ポンツーンは、誰もが名前を知っている「ブラックジャック」とルールがよく似ていますが、カジノゲームの中ではマイナーな部類になるので知らない方も多いはず。
ルールもわからない状態で、いきなりプレイするのには抵抗がありますよね?
そこで、本記事では次のような疑問に答えていきます。
- ブラックジャックと何が違うの?
- そもそもポンツーンのルールを知りたい
- 勝ったらどれくらい儲かるの?
- ポンツーンで勝てる方法が知りたい
- ポンツーンが遊べるオンラインカジノはどこ?
ポンツーンの基本的なルールと流れ、勝つための攻略方法などをまとめています。
最後まで読んでいただければ、ポンツーンを楽しくプレイできるようになりますよ。
ポンツーンってどんな種類のカジノゲーム?
ポンツーンはトランプゲームで、イギリス版ブラックジャックとも呼ばれるほど、ブラックジャックとルールがよく似ています。
ただしブラックジャックとは、各名称や自分が行動する際のアクションなどに違いがあります。
ポンツーンの大きな特徴はプレイヤーの選択次第で、非常に攻撃的にゲームを進められることです。
ポンツーン(Pontoon)とブラックジャック(blackjack)の違いは?
ポンツーンとブラックジャックを比べると、おもに7つの違いがあります。
- 名称
- 配当の倍率
- プレイヤーからはディーラーのハンドが2枚とも見えない
- プレイヤーはハンドが14未満の場合、必ずツイスト
- ディーラーはハンドが16以下またはソフト17以下なら必ずツイスト
- 引き分けはすべてディーラーの勝ちとする
- バイ(=ブラックジャックではダブルダウン)と、スプリットのルールが違う
- 還元率
それぞれについて、本記事で詳しく説明していきます。
ポンツーンの基本ルールについて
ポンツーンの基本的なルールを説明します。
ポンツーンはプレイヤー対ディーラーのゲームです。
ディーラー1名に対して数名のプレイヤーが同時に対戦できますが、プレイヤー同士の対戦ではなく、各々のプレイヤーが同時にディーラーと対戦します。
ポンツーンの基本的な流れは以下の通りです。
- プレイヤーとディーラーに2枚のカードが配られます。
- プレイヤーのカードは表、ディーラーのカードは裏にして、ディーラーは自分のカードをプレイヤーに見えないようにチェックしつつゲームを進めます。
- カードの合計が21にできるだけ近くなるように、プレイヤー・ディーラーはハンドにカードを1枚ずつ追加します。
- プレイヤー、ディーラーそれぞれ、ハンドの合計が相手よりも21に近いと思ったら、スティックと宣言して勝負できる状態にします。
- プレイヤーとディーラーの両方がスティックし、カードを公開して21に近い方が勝利です。
- 以下、1に戻ってやり直します。
また特定の条件を満たして「役」を作れば、21に近くなくても勝利となります。
ポンツーンで使うカードの枚数と数え方
ポンツーンで使うカードの枚数と数え方を解説します。
ポンツーンではジョーカーを除いた、52枚のカードを使います。
また、カジノによってはジョーカーに加え、10も使いません。
続いて、ポンツーンでのカードの数え方は次のとおりです。
- A(エース)…1または11の好きな方で数える
- 2~10…そのまま数える
- J・Q・K…10として数える
ポンツーンのアクションとオプション
ポンツーンのアクションとオプションは次のとおりです。
- ツイスト
- スティック
- バイ
- スプリット
- Aのスプリット
- 再スプリット
- バースト
- サレンダー
それぞれ詳しく説明していきます。
ツイスト
ツイストとは、ハンドにカードを1枚追加することです。
スティック
スティックとは、ハンドを確定させてディーラーと勝負するアクション。
ブラックジャックの「スタンド」と同じ意味ですね。
スティックは英語で「棒状のもの」なので、カードを突き刺して確定させるイメージになります。
バイ
バイは、最初と同じ金額を追加で支払ってカードを1枚引くことです。
いつでも発動できるため、例えばツイストで一枚カードを引いた後に、バイでさらにカードをもう1枚追加できます。
さらにバイの後にツイストができます。
以上のように連続でカードを増やせることが、ポンツーンがブラックジャックよりも攻撃的だといわれる理由です。
ただし、バイの後に連続でバイはできません。
ブラックジャックには「ダブルダウン」という、バイによく似たオプションがあります。
ダブルダウンは最初にカードを配られた時点でしかできません。
また、ダブルダウンでカードを1枚追加すると、その時点でハンドを確定させなければならないのもポンツーンと違う点です。
スプリット
スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だったときに、ペアのカードをそれぞれ別のハンドとして、ゲームを進められるオプションです。
スプリットするには、ゲームスタート時と同額の賭け金を追加します。
ただし、A(エース)のペアは対象外だったり、10、J、Q、Kは同じ10としてどの組み合わせでもスプリットできたりとカジノによって違いがあるのです。
さらに同じ数字のカードを引くと、同じようにスプリットして、最大で3つまでハンドが作れます。
スプリット後も通常のハンドとして、引き続きプレイを進められます。
もちろん追加アクションやオプションの選択も可能です。
ブラックジャックにもスプリットがありますが、ルールは少し違います。
A(エース)のペアは、スプリット後に一度ヒットして、できたハンドを強制的にスタンドしなければいけません。
Aのスプリット
ポンツーンでは、「A(エース)」のスプリットをした後でも、ツイストやバイが可能です。
ブラックジャックでは、Aのスプリットをした後は、カードが一枚追加された時点でハンドが確定します。
その点ポンツーンでは、Aのスプリットをしてカードが1枚追加されたあとでも、アクションが出来るのがブラックジャックと異なる点です。
Aのスプリットは、高いハンドが出やすいので、勝つ確率が上がります。なので、積極的にスプリット後のアクションを行いましょう。
再スプリット
ポンツーンでは、スプリットをした後に、再びスプリットができます。
通常のブラックジャックでは、再スプリットのルールはありません。
スプリットは、手持ちのハンドを2つに分けるためのものですが、再スプリットは2回スプリットを行うので最大3つのハンドが作れます。
ただ、4つのハンドは作れないので注意してください。
バースト
バーストは、ハンドが「21」を越えた状態です。
通常のブラックジャックと同じように、21を超えてしまうと自動的に負けが決定します。
サレンダー
サレンダーは、ゲームを降参できる権利です。
今のラウンドで勝ち目がないと判断したら、ゲームを降りられます。
サレンダーを選択するとベットした金額の半分は取られますが、残りの半分はプレイヤーに返還されるので、被害を最小限に抑えられるのが利点です。
ポンツーンの役
ポンツーンの役は次の2つです。
- ポンツーン
- ファイブカードトリック
それぞれ詳しく解説します。
ポンツーン
ポンツーンは、最初に配られた2枚のカードが「A」と「10(J+Q+K)」で、Aを11として、合計21となり成立する役です。
ただし、ディーラーとプレイヤーの両方がポンツーンだったら、ディーラーの勝ちです。
ブラックジャックにも「ナチュラルブラックジャック」という名称で、同じ役があります。
ちなみにプレイヤーとディーラーが同時にナチュラルブラックジャックだった場合は、引き分けまたはプレイヤーの負けとなります。
ファイブカードトリック
ファイブカードトリックとは、バーストせずにハンドが5枚になったときに成立する役です。
合計した数字はバーストしていなければ何でもOKで、相手のハンドがどんな数字でも勝ちとなります。
ポンツーンに引き分けはない
ポンツーンには引き分けがありません。
例えばプレイヤーとディーラーが同時にポンツーンを出したときは、ディーラーの勝ちとなります。
同数の場合はディーラーの勝ちになる
ポンツーンでは、プレイヤーとディーラーのハンドが同じ場合、ディーラーの勝ちとなります。
例えば、お互いの手が、両方とも「18」の場合、ディーラー側の勝利になるルールです。
ブラックジャックでは、ハンドが同じ場合は引き分けとなり、ベットした額は戻ってきます。
しかし、ポンツーンでは引き分けはないので、ブラックジャックよりも若干不利になるのが特徴です。
ポンツーンのプレイヤー・ディーラー専用ルール
ポンツーンにはプレイヤーとディーラーに専用のルールがあります。
ゲームを進行する上で基本となるのはもちろん、専用ルールを理解していれば、おおよそですがスティックした相手のハンドを予想できます。
それぞれ詳しく解説します。
プレイヤー専用ルール
ポンツーンのプレイヤー専用ルールでは、ハンドが14未満なら必ずツイストしなければなりません。
裏を返せば、ハンドが14未満ではスティックできないのです。
ちなみにブラックジャックでは、基本的にプレイヤーのハンドがどんな数字でもスタンドできます。
ディーラー専用ルール
ポンツーンのディーラー専用ルールは以下の2つです。
- ハンドが16以下とソフト17の場合は必ずツイストしなければならない
- ハンドが17以上になったら、スティックしなければならない
ディーラーがスタンドした場合、17以上であることは確実という見方ができます。
ディーラーのハンドは2枚とも伏せられている
ポンツーンでは、ディーラーに配られる最初の2枚のカードは、伏せられたままゲームが進行します。
通常のブラックジャックでは、2枚のカードの内1枚はオープンされていますが、ポンツーンではプレイヤーのアクションが終わるまでディーラーのカードはオープンされません。
ブラックジャックでは、ディーラーのオープンされたカードから自分のアクションを判断できるので、プレイヤー側に有利なルールとなっています。
ちなみに、ディーラーのカードが2枚とも伏せられているので、ブラックジャックの保険である「インシュランス」もありません。
ポンツーンの配当
ポンツーンの配当倍率をまとめました。
ブラックジャックの配当倍率もあわせて記載しているので、比較してみてください。
勝利した状況 | ポンツーン(倍) | ブラックジャック(倍) |
---|---|---|
通常 | 2 | 2 |
ポンツーン | 2.5~3 | 2.5 |
ファイブカードトリック (ファイブカードチャーリー) | 2.5~3 | 2 |
ポンツーンは引き分けがディーラーの勝利となるので、プレイヤーへの配慮として配当倍率が高く設定されています。
なお、カジノごとに設定している配当倍率は変わります。
ポンツーンのカジノごとのローカルルール
ここからは、ポンツーンのローカルルールを紹介していきます。ローカルルールは、通常のルールとは違った楽しみ方ができるので、ぜひ覚えておきましょう。話の流れは下記の通り。
- バイ(ダブルアップ)が 4枚以下ならいつでもできる
- バイ(ダブルアップ)の後にツイスト(ヒット)ができる。
- 10を使わないケースもある
上記を一つずつ解説していきます。
バイ(ダブルアップ)が 4枚以下ならいつでもできる
ポンツーンでは、手札が4枚以下であればいつでもバイが可能です。
手札の状況が良い時にバイができるのは効果的なので、ぜひ有効活用しましょう。
バイ(ダブルアップ)の後にツイスト(ヒット)ができる
ポンツーンでは、バイの後でもツイストが可能です。
ブラックジャックでは、手札の合計が「11」の時にダブルアップ(バイ)する機会が多いと思いますが、数字の小さいカードを引いてしまい、負けになるケースも多々あります。
その点ポンツーンでは、仮に数字の小さいカードを引いてしまっても追加でカードが引けるので、プレイヤー側に有利なルールです。
10を使わないケースもある
ポンツーンのローカルルールでは、10のカードを使用しないで、合計48枚のカードでゲームをプレイするルールもあります。
10のカードがないルールの最大のメリットは、バーストがしにくくなる点です。
ハンドが12~16でも、多少強気に勝負ができます。
10のカードを使わないルールは、オンラインカジノよりも実際のカジノで見かけるケースが多いです。
ちなみに、マリナーナベイサンズのポンツーンは、「ポンツーンパンデモニウム」と呼ばれ、配当が最大100倍にもなります。
ポンツーンの還元率
ポンツーンの還元率は約99%です。
他のカジノゲームの還元率は
- ブラックジャック 97〜102%
- バカラ 約99%
- ルーレット 約97%
- スロット 85~95%
なので、ポンツーンは比較的高還元率といえるでしょう。
覚えておきたいポンツーンの必勝法5選
ポンツーンの必勝法は次の5つです。
- ディーラーのカードに10が含まれていると想定する
- ファイブカードトリックを狙う
- チップを掛けすぎない
- 調子が悪いときはマーチンゲール法
- 調子が良いときはグッドマン法
それぞれ詳しく解説します。
ディーラーのカードに10が含まれていると想定する
ディーラーのカードには10が含まれていると想定しましょう。
理由は10として計算するカードが10、J、Q、Kの各4枚ずつなので、ディーラーのハンドや次に引くカードが10である確率が最も高いからです。
もちろん、プレイヤーが引くカードも10の可能性が最も高いといえるでしょう。
ファイブカードトリックを狙う
ファイブカードトリックを狙うことで勝率が上がります。
具体的には、ハンドが3枚で数字が13までならバイやツイストを使って連続でカードを引いてファイブカードトリックを狙います。
22を超えてバーストとなる危険はありますが、積極的に勝負に出るのがポンツーンの楽しみの一つです。
チップを賭けすぎない
ポンツーンでは賭け金をコントロールすることが大切なので、チップを賭けすぎないようにしましょう。
カードの引きは運頼みとなるので、考えなしで勝負に出てはいけません。
特に負けが続いたときに自暴自棄になって、無茶な勝負に出ないようにしましょう。
ちなみにポンツーンの賭け方は、次で紹介する「マーチンゲール法」「グッドマン法」がおすすめなので、ぜひ実践してみてください。
調子が悪いときはマーチンゲール法
ポンツーンをプレイしていて、調子が悪いときにはマーチンゲール法を使いましょう。
マーチンゲール法は「ゲームに負けたら、次のゲームでは賭け金を倍にする」というシンプルな方法です。
負けが何度か続いても、1度の勝利で失った損失を取り戻せる計算になります。
ただし、勝つまでトライできるだけの資金があることが前提なので、最初の賭け金を少なくするなどして資金が底をつかないように調整しましょう。
また、あまり調子が悪いときは、負けを取り戻した時点で撤退するのも良い方法です。
調子が良いときはグッドマン法
ポンツーンをプレイしていて、調子が良いときは「グッドマン法」を使うのがおすすめです。
グッドマン法は、賭け金の比率を1、2、3、5と徐々に増やす方法です。
最終的には5の比率で固定して、負けたら1に戻すを繰り返します。
注意点は、途中で負け始めたりして損失が大きくなりすぎると、取り返せなくなることです。
途中でマーチンゲール法に切り替えるなどして、臨機応変に対応しましょう。
ポンツーンが遊べるオンラインカジノ
ポンツーンが遊べるオンラインカジノは次の5つです。
- ベラジョンカジノ
- カジノシークレット
- エンパイアカジノ
- インターカジノ
- 遊雅堂
それぞれ詳しく解説します。
ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノは日本で人気ナンバー1のオンラインカジノ。
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人気の理由はキャンペーンの多さ、日本語完全対応、安全性です。
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カジノシークレット
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エンパイアカジノ
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インターカジノ
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またベラジョンカジノの姉妹サイトであり、信頼性とセキュリティの高いキュラソー政府のライセンスを持っていることも安心できるポイントです。
サービスはもちろん日本語に対応。
ゲームの種類が2,000以上と多く、限定ゲームの配信もあり、十分に楽しめるオンラインカジノです。
遊雅堂
遊雅堂は日本人向けに特化しているオンラインカジノです。
大きな特徴として、ドルではなく円でプレイできます。
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プレイごとにマイルが溜まっていくマイレージプログラムを採用しており、各種アイテムやキャッシュと交換できます。
まとめ
ポンツーンは基本的にブラックジャックと同じ流れでゲームが進むものの、大きく8つの違いがあります。
- 名称
- 配当の倍率
- プレイヤーからはディーラーのハンドが2枚とも見えない
- プレイヤーはハンドが14未満の場合、必ずツイスト
- ディーラーはハンドが16以下またはソフト17以下なら必ずツイスト
- 引き分けはすべてディーラーの勝ちとする
- バイと、スプリットのルールが違う
- 還元率
またポンツーンの5つの必勝法は以下の通りです。
- ディーラーのカードに10が含まれていると想定する
- ファイブカードトリックを狙う
- チップを掛けすぎない
- 調子が悪いときはマーチンゲール法
- 調子が良いときはグッドマン法
ポンツーンは未経験者はもちろん、ブラックジャックが好きな人にもおすすめです。
たたみ掛けるような攻撃的なゲーム展開は高揚感を感じられます。
ぜひ一度プレイしてみてください。